おじさんは現職時代なにをしていたのか。
昨日は朝10時過ぎに家を出て、帰宅したのは夜の8時近くでした。大学の授業の終了が午後6時20分なので、それから高速バスを使って帰ってもそのくらいになります。おかげで、ブログを書く気力もなくお休みしてしまいました。
今日は年金の振込日なので、銀行回りです。公共料金やその他引き落としがいくつかの銀行等に分かれているので、残高を確認しておかなければ、引き落とし不能になります。現職の時は毎月給与が振り込まれるので安心だったのですが。金曜日な上に年金支給日なので、支払機の前は行列ができていました。
株価の方はとりあえず下落も幅も少なくよかったです。ヨーロッパの経済情勢も少し安定してきたので、うまくいけば、おじさんがヨーロッパから帰ってくるころにはダウ9000円台回復となっているかもしれません。今一番期待しているのは、建設関連株です。買値もそこそこなので、ダウが9000円台まで回復すれば、少し利益がでそうです。
さて、今日先日書いたオファーのあった学校に17日～28日まで旅行に行きますと連絡しました。というのは、先日ブログにこの学校のことを書いたら、旧友のミヤジイから電話がありました。物知り博士のミヤジイはおじさんの書いた記事を読んですぐどこの学校か分かったようです。
ミヤジイはあなたのブログの記事には間違いがひとつありますと言いました。ドキとしたら、講師料がもっと高いのだそうです。どうも大学並みに貰えそうです。話は戻って担当者同士で話しあった結果、面接したいとのことでした。何とか書類選考はパスのようで、学校面接までこぎつけました。（もちろんヨーロッパ旅行から帰ってからです。）
ところで、以前書いたこともあるのですが、おじさんは勉強が趣味です。これまで書いてきたのは、経済実務に関することです。外貨取引や株式投資、経済全般について学びましたが、ほとんど独学です。それでも日本経済新聞を隅々まで1時間かけて読むこともできます。法律学については、行政法が専門です。
おじさんはもちろん株式の勉強や通貨の勉強を専門にやったわけではありません。専門は日本語日本文学また教育です。教育については、教育実務（進路指導・人権教育・図書館の運営など）についても勉強しました。進路指導については、進路指導主事になり。全校1000人の生徒の進路指導を担当しました。人権教育については人権教育委員長を20年近くやりました。全国大会の会場校として、運営を取り仕切ったこともあります。
図書館教育では、全国大会で発表し、学校図書館の全国雑誌に論文を投稿したこともあります。図書館運営（新設校で図書館を建設しました。）が専門です。もちろん、単に図書の貸出などではなく、図書の分類やカード作りもできます。おじさんは、図書館司書資格も持っています。新任の司書の方が来られた時は、指導もしました。学校図書館司書教諭の資格もあります。（今は法律で各高必ず必置です。）
部活動は文系それも演劇部が専門です。体育系は38年の教師生活のうち、サッカー部が1年、弓道部が2年だけです。演劇部は20年以上やりました。一緒に演劇部の顧問になったある学校の先生などは、今指導している演劇部は全国大会にでるほどになりました。
おじさんは、雇われ顧問です。つまり指導は全くできないのです。おじさん自身何年やっても演劇が好きにはなれません。教員は原則として全員何かの部活動の顧問にならねばなりません。（おじさんの県の場合）もちろん、専門的な知識を求められる部活動は専門の先生がなります。（特に体育系・・野球・サッカーバスケットなど）
この場合教科は関係ありません。一応希望を聞くのが原則です。転勤の場合は、以前何をしていたかを聞きます。おじさんの場合、文系とは言え経験のない部はいやなので、演劇を専門にしました。いい点は県内どこでも演劇部の組織は同じなので、大会などの経験が活かされるので。
演劇部の場合は、放課後指導は大会の前だけです。夏休みや土日の指導もありません。ちなみに、前述したミヤジイは15年間の同僚ですが、部顧問は園芸部です。これは校内の草花を植えたりするのです。一度華道部を希望して、就任の予定だったのに転勤でおじゃんになりました。
教師の仕事は、授業、担任、分掌（進路・生徒指導・教務・図書館など）、部活動です。担任にならない人は副担任になります。全員4月当初にこれらを割り当てられるのです。年度途中で変更されることはありません。ただ、授業でも担任でも分掌でも部活動でも、大変なところと楽なところがあります。
会社でも役所の部署でも同じではないのでしょうか。もちろん出世コースもあります。学校では教務主任が出世コースです。次は、進路・生徒指導主事、次が学年主任です。
明日はいよいよ出発の最終準備に入ります。
