新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

バスツアーもいいですよ。(中国の観光地の話付き。)

 今日は珍しく暖かい1日になりました。朝から家の手伝いです。午前中は近くの農産物直売店にツマクマと義母を連れていきました。ツマクマはまだ足が悪いので運転はできません。午後からは庭の手入れの手伝いです。今日はバラの手入れが中心でした。
 
 株価は相変わらず低迷です。おまけに持ち株最大の電力株は無配ということでショックでした。おじさんのファンドの中心は電力株で、安定的な株式配当を狙っていたのですが。年配の人には電力株を安定株式配当を目的に保持している人も多いと思います。
 
 某電機株も無配です。すっかり当てにしていた配当がなくなりました。もちろん配当がある株も持っていますが。ほとんど減配状態です。これでは日本経済は厳しいですね。今は年金生活者になったので良かったのですが。公務員の人もこれからは大変だと思います。(地方公務員は各地方自治体ごとに給与が決まるので、国家公務員が給与削減になっても、すぐには削減になりません。)
 
 地方公務員も国から地方交付税交付金を貰っているので、やはり給与の削減の指導を受けると思います。多分給与を国並みにしなければ、交付金を削減するということになるでしょう。ただ、知事などが提案して削減する可能性もあります。
 
 さて木曜日・金曜日とバスツアーに行ってきました。今日はその報告です。目的地が不明のミステリーツアーでした。値段は1人1万円です。ただし、これは4人部屋の場合で、2人部屋の場合は3000円増しです。それからオプションも色々ありました。
 
 何と言ってもミステリーツアなので、詳しい説明がないのです。結局、出発当日の弁当代、金曜日の見学ツアーと金曜日の夕食の弁当代がオプションでした。木曜日の集合が朝7時50分だし、途中のパーキングエリアで弁当を買っても同じなので、まず出発当日の昼食弁当を頼みました。
 
 幕の内弁当のようなものだと思ったら、ある醸造会社のレストランで定食でした。暖かいしとてもおいしかったです。値段に比べても上出来でした。後の2回の弁当も納得できるものでした。旅行会社もきちんとどのような弁当の内容なのかチェックしていると思います。
 
 旅の楽しみはやはり食事(弁当も含めて)なのです。旅行費用は旅行保険も含めて結局2万円くらいになりました。しかし、全行程の距離数と宿泊及び昼食などの内容から考えてリーズナブルなものでした。このツアーに参加する人もいるかもしれないので行き先等は書きません。
 
 ホテルの観光地の一流と言ってよいところでした。近くに空港があるのですが、そこのCAさんも宿泊していました。値段が基本のみだと1万円なので、ホテルは期待していなかったのですが、ホテルの宿泊費だけでも、シーズンなら1万円ではとても足らないランクでした。
 
 夕食はバイキングでしたが、なかなか工夫されていました。目の前でミニステーキを焼いたり、注文に合わせててんぷらを揚げたりしていました。おじさんは魚料理(煮魚は全く駄目で刺身もそれほど好きではない。)は苦手なので、お膳の料理より有難かったです。
 
 観光した場所の二つは20年くらい前に一度行っただけでした。ただその時は個人でその上に車でなかったので、ほとんど見学できませんでした。今回はバスだったのであちこち見学できてとても良かったです。全く行ったことのない場所(是非行きたかった場所)もコースにあってうれしかったです。
 
 以前は安かろう悪かろうだったのですが、今はそれではお客さんが来ないと思います。今は口コミがすごいですから。ちなみに今回は48人乗りのバスが満員でした。もしかしたら満員で断ったかもしれません。1月の木曜日金曜日ですから、観光地は相当有難かったと思います。(事実場所によっては雪が積もっていました。ツアーでなければ雪が降るような平日に観光客は来ないでしょう。)
 
 中国にいた時も地方政府は観光に相当力を入れていました。中国と言えば扉のないトイレで有名ですが、観光地では山の中でも水洗トイレでもちろん扉付きです。それに担当者が1日何回も掃除に来ていました。ある地方に行った時、通訳でついて来た学生さんが、ガイドさんが「皆さん、この村はとても貧しいです。ですから、出来るだけお土産を買って、村を豊かにしてください。」と言っていると話してくれました。
 
 確かに、観光地ではお婆さんもバス駐車場や観光地の入り口でお土産を売っていました。一番辛かったのは、ある観光地(寺院)で、目の不自由な娘さんが線香を持って立っていました。おじさんはクリスチャンでお寺に線香をあげたりしないのですが、余りに辛い光景なので、学生さんに言って買いました。学生さんに線香を上げてもらいました。
 
 あるツアー旅行で、チベット民族の村がオプションに入っていました。おじさんたちは余り興味がなかったのですが、通訳の学生さんから、村人の生活のためだから行ってくださいと言われました。疲れていたので断ると、その学生さんだけが行きました。
 
 日本でも観光に力を入れたらいいです。今回も参加者の平均年齢は68歳くらいです。地域振興券の代わりに老人観光参加券などもよいのでは。もちろん、皆に配るのでなく、希望者のみに配布し、他人に譲ったり換金できないようにしたらいいです。
 
 中国では四川大地震後、パンダカードと言うのを作りました。もちろん被災地に観光客を呼ぶためです。四川省の観光地でこれを使うと入場料などが相当安くなるのです。ただ手続きはとても厳しく、外国人のおじさんたちも貰えましたが、パスポートのコピーが必要ですた。もちろんパンダカードを使って入場券を買う場合も、パスポートの提示が必要でした。(中国人の場合は、全員が持っている身分証明書が必要です。)
 
 中国のある部分はいいかげんですが、ある部分はとっても厳しいです。中国の観光地では60歳以上は割引きがあります。もちろん外国人であるおじさんたちもOKです。ある観光地では60歳以上の窓口があって、おじさんたちもそこを利用しました。反日だから日本人は差別されるなどということはありません。
 
 長い行列の一般中国人の窓口を横目に、60歳以上のがらがらの窓口を日本人が使っていても誰ひとり気にしません。(日本語でおじさんたちは話しているので、日本人だとすぐ分かります。)本当に中国はおもしろいところだと思いました。
 
 明日は日曜日なので教会に行きます。