新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国の大学生が来ました。

今日はとても温かくなりました。これからは一気に春になりそうです。株価の方は昨日は大幅上昇しましたが、今日はやはり売りが優勢だったようです。消費税の方は民主党の党内で一応決着がついたようです。今週中には閣議決定に至るようです。

 4月からまた国会で議論になるし、自民党の対応も注目されるところです。もし、自民党が反対しなければ消費税法案は通過して、早ければ6月遅くとも9月の党代表選挙の前に行われるでしょう。維新の会もデーターねつ造事件で少し、勢いがそがれています。

 谷垣さんが、今の状況をどう判断するかです。消費税に賛成して、懸案を片付け早期の解散総選挙にもちこむか、ぎりぎりまで引き延ばして、代表選挙に対応するかです。維新の会の動向も注目されるところです。

 さて、今日月曜日から来ていた中国の学生さんが帰りました。今東北地方のある大学に交換留学で来ています。おじさんの中国の大学とその大学は交流協定を結んでいて、日本の大学での単位がそのまま中国での単位として換算されます。
 
 ですから、今日来た学生さんは、去年9月に2年生を修了して来日し、今年の9月から中国の大学に4年生として復帰します。ただ中国の大学でやった授業を受けられないので、ちょっと大変です。学生さんの話では、翻訳や通訳のための授業を受けたいと思っているようです。日本では日本語教育学を中心に勉強しています。

 日本の先生の指導を受けて、8月の授業終了時には論文を提出しなければならないそうです。学生さんは「あいづち」の研究をしたいそうです。日本人にとって「ふむふむ」とか「そうそう」とか「へー」と言ったあいづちを打つのは簡単ですが、中国人も含めて外国人にとって相槌をどのタイミングで、どのような相槌を打つかはとても難しいのです。

 事実あいづちの研究は沢山あります。学生さんは、どのような視点で研究テーマを決めるか悩んでいるようでした。学生さんは福建省の出身だそうです。おじさんの中国の大学は西南部にありますが、全国から学生さんは来ています。東北部やモンゴルからも来ています。

 学生さんのご両親は、中国でも中産階級に属しています。奨学金もアルバイトもしていません。ご両親からの仕送りでなんとかやっています。学生さんの話では、日本語ができる学生には奨学金がでないそうです。経済や工学系の学生さんの場合、日本語がうまできない学生さんもいて、そのような学生さんには奨学金がでるそうです。

 多分アルバイトなどができないからでしょう。こちらでは、昔のお城の後やきれいな海岸などを案内しました。今日高速バスで大阪に行くそうです。大阪から東北までまた高速バスなのだそうです。高速バスと言っても定期バスでなく、最近流行しているツアーの形をとったバスのようです。定期バスよりはるかに安い料金でした。

 バスにはトイレもないそうです。大阪からも同じツアーのバスのようです。話には聞いていたのですが、現実に利用する話を聞いて感心しました。

 ところで明日から今度は別荘にまた畑の手入れに行きます。明日はそのためブログはお休みです。金曜日に帰ってくるので、金曜日にまたブログを再開する予定です。