新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

独断と偏見によるアジア海軍力評価

今日も晴天です。今日はだらだらと過ごしました。株価の方はちょい高で終わりました。おじさんが指し値した某で電機株は今日も値上がりで結局買えませんでした。

 技術力のある会社なので腐ってもタイと言うところでしょう。買い場を逃したのでしばらく買えないと思います。まだまだ各種情勢が不安定なので大きく相場が下がる可能性もあります。その時が買い時かもしれません。

 さてこのところベトナムと中国の艦船の衝突が話題になっています。他国が介入する可能性は皆無なので、この両国がぶつかい合うしかありません。

 そこで昨日書いたことの続きでアジアの海軍力の評価です。海軍力の一番基本は保有艦船の量と内容です。量から言えば中国海軍が一番でしょう。空母もどきから原子力潜水艦まで持っています。

 しかし、だからと言ってアジア一番の海軍力だとは中国自身も思っていないでしょう。量こそ中国に負けますが内容の点からNO1は在日米軍でしょう。

 海軍力でも航空母艦から原子力潜水艦までそろえています。実戦能力もぴか一です。ですからNO1は在日米軍ということになります。次は中国かと言えばそうでもありません。

 これは建前は別にして中国自身も分かっていることだと思います。NO2は日本の海上自衛隊です。量や保有するう艦船の内容では負けています。特にゲ原子力潜水艦保有してりない点などです。

 しかし、海軍力のもう一つの力は運用能力や乗員の練度です。つまり乗員の訓練や能力の問題です。それに艦隊などの運用能力もあります。簡単に言えば艦船の量や内容がハード面だとすると、こちらはソフト面です。コンピューターでもハードだけではどうにもなりません。

 ソフト面と使いこなす能力が問題になります。質の面で言っても日本の造船技術は戦前以来の伝統があるので、ぴか一と言っていいでしょう。ただ対潜能力や掃海能力については折り紙つきですが、海上戦闘については経験が少ないと思います。

 尖閣諸島だけを巡る戦闘なら間違いなく負けないでしょうが、その後何回か海戦があるようだと難しいです。特に中国には対艦ミサイルがあるので、完全に中国海軍を壊滅させたり、軍港の封じ込めるのは難しいと思います。

 まあ中国と日本が全面戦争となれば日本が生き残ることはできません。核攻撃なないにしても長期戦になった場合、圧倒的に不利です。そんなことになる前にアメリカが止めるとは思いますが。

 ところで今話題になっているのは日米中の3国です。それ以外の国の海軍力はどうなのでしょう。北朝鮮なども艦船は保有していますが、ほとんど問題にならないと思います。韓国と戦えば韓国単独でも勝つことがdけいます。ただ韓国は中国などとは問題になりません。

 台湾もそれなりの海軍力は持っていると思います。中国に続くのは台湾。韓国と言ったところでしょう。台湾はかって中国などと海戦を行った経験もあるので韓国より上だと思います。

 東南アジアはどうでしょう。意外に海軍力を保有しているのはタイです。ここは結構艦船を保有しています。ただ実戦経験がほとんどないし、国内があんな調子ではどうにもならないでしょう。台湾・韓国の続くのがタイと言ったところです。

 マレーシア・フイリッピン・インドネシアはそれほど海軍力はありません。マレーシアは航空機失踪事件で海上能力があの程度だと露呈させてしまいました。フィリッピンインドネシアも歴史から考えてたいした海軍力はないと思います。

 ベトナムベトナム戦争の時もそうですしその後も本格的な海軍力を整備できたと思えません。独自に艦船を建造する能力がありません。艦船製造能力で言えば日本を除けば中国・韓国くらいでしょう。

 小粒でも山椒はピリリの口がシンガポールです。港湾国家として成立しているくらいですからその海軍力は量では問題になりませんが、錬度や運用能力は高いと思います。海軍力整備にはお金がかかります。

 また国全体の知的水準とも関連します。現代の艦船はハイテクの塊です。歩兵のように銃を持たせて半年くらい訓練すれば出来上がりとはいきません。

 指揮官以下水兵に至るまで全員何らかの技能を持っているのが海軍力です。一人でもとんでもない無能力者がいると大変なことになります。潜水艦を考えてもらえば分かると思いますが、精神力では生きて浮かび上がれないのです。

 ちょっと離れたところではインド海軍やオーストラリア海軍があります。オーストラリア海軍は第二次大戦も経験しているので、結構強力です。オセアニアも広く東南アジアに含めれば日本の次、台湾韓国の上ということになります。

 ただ南シナ海尖閣などの領土問題にはかかわらないでしょう。中国も日本もアメリカも大事なお客さんだからです。インド海軍は質量ともに中国に匹敵します。しかし、インド海軍はインド洋から出て行動する気はありません。

 広域の海上で行動できる海軍はそんなにありません。ヨーロッパでもイギリス海軍くらいです。アジアでは日本・中国くらいです。中国はやっと広域での行動を始めたところです。

 ロシア海軍もありますが、旧ソ連解体後はそれほどの力もありません。中国もまもなく少子高齢社会に突入します。無限に軍事力を拡大できるわけではありません。それだけに、許された時間内にできる限り広範囲に影響力を残したいと思っているのでしょう。

 本当の日中が軍事衝突を起こしたら世界経済は破たんします。それは中国でも分かっているはずです。ぎりぎりのところまで挑戦してくるはずです。それをどうかわすかが日本の課題でしょう。

 明日はいろいろ家事で忙しいです。ブログが書けないと思います。