株価の潮目は変わったのか。
昨日は多忙でブログを書くことができませんでした。今日も晴天ですが、少し曇っています。さて株価は連日上昇しています。
おかげでおじさんの持ち株も少しずつですが上昇しています。先日購入した電機株もすこしですが利益が出ています。今日はそれでも値上がり幅が狭まってきました。
日経平均14500円が直近の天井です。それを抜いて上昇するのか、天井にぶち当たってまた週末に向けて下落するのか見極めが難しいところです。
そこでまず先週後半からの値上がりの理由を考えてみましょう。もちろん直接的にはアメリカやヨーロッパの株価上昇と円安傾向がその理由だと思います。
とは言っても円安も102円ぎりぎりのところです。力強くドルが回復しているわけではありません。もう一つはヨーロッパ情勢の安定化です。とりあえずウクライナ情勢は落ち着いています。大統領選挙も圧倒的多数で選出されました。
ただこのまま親ロシア派が独立を諦めるとは思えません。逆に過激化するする可能性もあります。タイ情勢も取りあえず軍がクーデターを起こして自体を鎮静化させました。
そのままこの国も落ち着くとは思えません。タクシン派も黙っているわけではありません。しかし、取りあえず表面的には落ちつくかもしれません。
それともう一つは自律反発です。このところ連日下げていたので買いの水準に近付いてのでしょう。現におじさんも株を購入したからです。
それではこれからどんどん株価が上昇するのでしょうか。残念ながらそうはならないと思っています。日本経済は依然厳しい状況にあります。繊維大手のユニチカが金融支援を銀行に要請したようです。
以前からこの株が大量に取引されていたので不思議に思っていました。以前はほとんど株価が動かないのに出来高だけが膨らんでいたのです。そして先日とうとうこのニュースがでました。
中小企業の中には後継者不足や需要不足から自主廃業するところが増えているそうです。それにブラックと言われる飲食業の中にはアルバイト不足やアルバイト料の上昇から破たんするところが出るのではないかと言われています。
デフレ脱却はいいのですが、デフレのお陰で生き延びていた企業も結構あると思います。デフレがインフレになったら全てが解決するわけではありません。インフレが進めば今度はインフレ反対の運動がおこるでしょう。
いずれにしても、おじさんは目標値までくれば持ち株を売却する予定です。日経平均15000円に近付けば売却することができるでしょう。
明日はツマクマの所用のお手伝いです。