株価が戻っています。-全勝ならず
この2日間で相当株価が戻っています。イギリスショックで1000円以上下がった分をほとんど埋めた感じです。相場としては何かリバウンドする材料が欲しかったのでしょう。
これまでの相場は、売りつかれと言った感じだったし、先週金曜日のアメリカの株式相場が200ドル近い値上がりだったことも支援材料となったと思います。
売りが続くと今度は買いの材料がほしくなるものです。今回の選挙で与党が勝利したことは大きな材料です。以前も選挙で与党が勝利したことを受けて株価が大きく上昇したことがありました。
今回の参議院選挙は余り話題にならなかったのですが、逆に買いの材料が欲しかったのでそれに乗ることになったのでしょう。
株高と円安はセットなので対ドル相場で103円まで来ました。100円割れを予想してドルを売っていた人は大変でしょう。
おじさんの持ち株も某電力株を除いて値上がりしました。某電機株が東証一部値上がりランキング50位以内に入りました。
と言っても年初来高値には到底及びません。某地銀株も二桁の値上がりでしたが、こちらも相当損をしています。ところで、企業物価指数ですが、下げているようです。
とてもデフレ脱却とは程遠いようです。与党の勝利で大型の財政投資があるという見立てですが、どこのそんなお金があるのかと思います。
日銀と政府の間には隙間風が吹いています。ヨーロッパもEU離脱という時限爆弾を抱え、アメリカもトランプ氏が大統領になるかもしれない時限爆弾を抱え、中国も景気減速という時限爆弾を抱えています。
日本の場合、異次元緩和からの撤退という時限爆弾を抱えています。どれがいつ爆発するかもしれません。一つ爆発すれば、日経平均で1000円吹っ飛ぶものです。
事態が落ち着くまで配当金を楽しみに待ちます。明日も授業とポステイングの準備です。忙しくてブログをお休みするかもしれません。