潮目がかわったのでは。-政治と経済
昨日はおじさんには珍しい芸能ネタだったせいかいつもより大勢訪問者がありました。今日はお堅いネタなので訪問者が激減するでしょう。
訪問者数狙いではないので気にはしません。このブログはおじさんが思っていることを勝手に書いているだけなのです。徒然草の言う思うことを言わないのは腹が膨れる業だから書いているのです。
今日は専門学校の授業でした。8月の第一週まであります。相変わらず学生さんは意欲に乏しいです。まあ日本で働けるほどの日本語能力を身に着けるのは難しいし、運よく就職しても手取り15万円程度で生活もぎりぎりだと分かっているからでしょう。
今回はそれが裏目に出て、首相が信じられないというので支持率が下がっているのです。支持率が高かったのも個人的な理由で下がったのも個人的な理由です。つまり政策の支持ではなかったのです。
しかし、安倍さん自身は自分の政策が支持されたので支持率が高いと思っていたようです。この先今までの政策を変更するのか、強硬突破で行くのか難しいところです。
政権の骨格を変えないのであれば内閣改造をしてもそんなに支持が上がるとも思えません。逆に政策を変更すれば支持層の保守派から見放されるでしょう。
まあお手並み拝見と言ったところです。ところで経済の方ですが、こちらも安倍政権と関係します。金融緩和政策が世界的に変更されようとしているのです。
異次元とまで言われる金融緩和を永遠に続けるわけにはいきません。金融緩和の副作用が強くなる前に歯止めをかけねばならないのです。
アメリカはもちろんEUにもその考えが広がっています。金融緩和政策の出口を求めるには国際協調が必要です。抜け駆けすれば、取り残された国の通貨に負担がかかります。
しかし、日本では出口政策は全く議論されていません。先述した通り、金融緩和に関する国際協調を日本だけ無視することは許されないでしょう。もしそんなことをすればアメリカやEUからしっぺ返しを食らうでしょう。
アベノミックスと言われるくらい今の金融緩和政策と安倍政権は結びついています。もし安倍さんが退陣ということになれば日銀ははしごを外されてしまいます。
さてさてこれからどうなることやら。先行きは全く不透明です。明日も授業です。