新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

無期転換制度の説明がありました。-入学式後

 今日は専門学校の入学式がありました。以前までは学校でやっていたのですが、今回は入学生が多いのでホテルでありました。
 以前は入学生が40人くらいだったのですが、今回は何と60人近くでした。こんなに増えた理由は留学生が増えたからです。
 これまで留学生は20人程度だったのですが30人を超えています。その他のクラスも全体に増えています。火曜日は授業だったのですが、職業訓練受託生の選考があるので授業はなくなりました。
 以前も選考があったのですが、空き教室で十分だったのです。それが受験生増加のためすべての教室を使わないとできなくなったのです。
 これもびっくりしました。別の先生に聞くと、留学生などは受験生が多くて相当落としたそうです。大体留学生30人を一クラスというのは大変です。
 おじさんは2年生担当です。今度新しく来た先生が1年生の留学生を担当します。この学校の卒業生のようです。学校経営上学生が多いのはうれしいことですが、管理が大半だろうと思います。この学校は教師への待遇がよく入学式に出ると交通費とお弁当がでます。結構立派な弁当です。
 おもしろかったのは、入学式後「無期転換制度」について説明ありました。今話題になっている制度です。有期労働者が5年同じ職場で働くと申請によって無期雇用に転換できるのです。
 良い点はずっと同じ職場で働ける点です。おじさんもそのくらいしか知りませんでした。ところが説明では悪い点もあるのです。
 まず無期労働契約になると定年があるのです。延長しても最大65歳までです。おじさんは70歳ですから、無期転換すると即くびになります。
 逆に有期なら何歳までも働けるのです。また無期転換しても正社員になるわけではありません。待遇は以前と同じです。無期の場合戦力として扱うので、会議や行事への参加が求められることもあります。
 きままにパート生活をしたいおじさんには無期に転換するのも大変だと分かりました。まあ無期に転換した瞬間解雇ですから、この制度はまったくおじさんとは無関係だと分かりました。
 物事は一面だけでは分からないものだと思った一日でした。明日は日曜日なので教会です。夕方某代議士の講演会にでます。今回は以前出た会場とは別です。
 そういえばその某代議士と税理士を囲む会が入学式と同じ会場であっていました。