新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

様々な組織の不祥事

 今日はのんびり過ごしました。こんな時はまもなく終わります。9月からは週3日10月からは週5日働くことになります。
 ところで、今日は体操選手を巡る問題でニュースは持ちきりです。今回は体操でしたが、とにかく様々なスポーツで不祥事が発生しています。
 ワイドショーにとってはありがたいと思います。とにかく。ワイドショーに最適なニュースが続出しているからです。ついこの前まではボクシング連盟でした。
 今回は体操です。アメリカンフットボールの時にも選手が出て大きなニュースになりました。今回も体操選手が出て大きなニュースになっています。
 今回の出来事は二つの出来事が交差しています。体操団体はコーチの暴力を問題にし、選手は団体のパラハラを問題にしています。
 ワイドショーをみても、何はともあれ暴力はいかんという論調もあれば、あんな若い子が自ら主張するのだから、団体もけしからんと言う意見もあります。
 とにかく、今はさまざまな組織の問題が一気に噴き出しています。スポーツ団体だけでなく、官界も政界も大学も企業も皆そうです。
 平成の終わりをまえにそれまで隠されていたことが皆現れているようようです。旧約聖書のコヘレトの言葉では、全てに時があると言います。
 つまり今は隠されたものが現れる時なのです。連鎖反応的です。企業の問題もデーター改ざんから始まりましたが、今は官の障害者雇用を巡るデーター改ざんが問題になっています。
 日本の社会は表面を取り繕って実質を逃れようとします。建前と本音の社会です。今は建前に隠されていた本音が次々に現れているのです。
 多分これはもっと続くでしょう。次がどこか分かりません。戦々恐々としている人も多いと思います。このところの騒動で日本は素晴らしい論は影を潜めました。
 一見素晴らしいように見えたのは、影の部分を隠していたからなのです。どこの国にも光と影があります。これまでマスコミは光の部分だけを報道していましたが、今は隠された影の部分がどんどんでています。
 平成の終わりつまり一種の世紀末にはこんな現象が起きるのです。他国に対する蔑視がこのところの出来事を通してなくなればよいと思います。
 明日ものんびり過ごします。