新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

来年の相場はどうなる。

 久しぶりにブログを書いています。クリスマス明けからずっと忙しくてとてもブログを書く余裕がありませんでした。年明けも忙しそうです。
 ところで、おじさんがブログを休んでいる間相場は大変なことになっていました。何と一日で1000円近い下げで文字通り全面安でした。
 その後持ち直しましたが、大納会は結局下げで引けました。なんとか20000円台に踏みとどまりましたが、一時は19000円割れまで行きました。
 アベノミックス登場で始まった今回の上げ相場も完全に壊れてしまいました。今頃アベノミックスなど信じている投資家はいません。
 おじさんも最初からアベノミックスについては否定的でした。先の大戦の失敗によく似ていると思っています。短期決戦のつもりがズルズル長引いてどこかで大きな山があったらそこでやめようと思いながら、結局やめられないのです。
 この先、大きな山場などないでしょう。アベノミックスが始まった時と経済情勢も政治状況も変化しています。そして、その変化が今回の株価暴落をもたらしているのです。
 震源地はアメリカです。この先アメリカの政治状況が安定するとは思えません。元凶はトランプ大統領です。沈む船からねずみが逃げ出すように、政権から有力閣僚が逃げ出しています。
 自分のいいなりになる閣僚や補佐官をいくら集めても良い政治はできません。といってトランプ大統領が政策のあり方を変更するとも思えません。
 議会は再びねじれ状態になりました。トランプ大統領が法案を通すのも難しいでしょう。というわけで、来年の相場はどうなるかと言えば、分からないというのが正解です。
 大体前の年の後半から新しい年の状況が分かるのですが、今年はそうはいきません。安倍政権も外国人労働者受け入れ政策や水道民営化など保守層が離反しそうな政策を打ち出しています。
 硬い安倍支持層もとまどっているでしょう。嫌韓・嫌中ならまだしも、国籍不明の外国人が日本中にあふれ出すことになりそうです。多分保守層にとって受け入れがたいものになると思います。
 また一番怖い経済政策は円高です。今110円くらいですが、105円くらいまではすぐ行きそうです。トランプ大統領が円安は認めないといえば100円台近辺までは行きそうです。
 そうなると外国人旅行客への影響も大きいです。さらに株価も15000円台までくらい下げそうです。そうなると株価政権の安倍政権の責任を問う声もでます。
 憲法改正どころではなくなるでしょう。高値は25000円くらいが限度です。これはトランプ大統領が心を入れ替えた専門家の意見を聞くようになった場合に限られます。
 まあその可能性はほとんどないでしょう。来年もジェットコースターな相場がしばらく続くと思います。明日は日曜日なので教会です。