新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

定年への準備について

 今日は少し曇りです。明日からは雨との予報もでています。このところの暑さで学生さんもすっかり夏モードです。授業の方は6月の第2週で終わりです。授業も終わりに近づくと学生さんの出席もよくなります。試験にどんな問題がでるか気になるからでしょう。試験についてはまた報告します。夏が近づいたので、学生さんは女子学生は短パンの人が増えてきます。何故か男子学生の方は短パンは少ないです。
 昔、ジーパンで授業を受けていた女子学生に退出を求めた大学の先生がいましたが、おじさんの大学に来たら卒倒するでしょ。余り私語をしたりしません。以前大学院に通っていた時、ある先生が短大の非常勤講師を頼まれて行ったら、余りの礼儀のなさに腹を立てて1年で断ったと言っていました。以前の学生さんより中国でもマナーが悪くなっているかとも思います。
 さて、昨日定年後のことについて書いたら、読者の方を大勢来てくれたので、味をしめてまた今度は定年前にの準備について書きます。おじさんも定年が近づいたころから定年後について考えるようになりました。年金についてや退職金については詳しい説明会があります。(その点公務員はありがたいです。)2回ほどありました。確か8月頃に1回と2月に1回です。8月にあるのは、夏休みなのと年内に60歳を迎えるひとのためです。
 正式な書類作りは2月だったようです。さすが公務員と思ったのは、8月の段階で年金の計算が一人ひとりきちんとできて手渡されることです。これから年金を受給する方のために申し上げると、年金は個人経営や非常勤の場合には支給されるようです。(もちろん海外で働いても出ます。)例えば、株取引で数億円利益をあげても年金とは関係ないそうです。社会保険をかけるような仕事の場合は、年金は停止になるそうです。その代り、すこしですが、厚生年金がもらえるそうです。(公務員の場合は共済年金)企業の方は微妙に違うようです。(例えば企業年金などの有無)
 問題は健康保険です。定年になって、再任用の時はそのまま健康保険が継続になりました。ところが、9月から中国へ行って1月に休暇で帰国した際、健康診断のために国民健康保険に入ったら相当な金額を取られました。国民健康保険は前年の4月から翌年の3月までなのだそうです。もし、仕事をやめてすぐ国民健康保険に入ったら、前年度(現役時代)の収入に合わせて保険料が決まるので、相当高額な保険料をとられます。
 おじさんは、定年になったら海外で働こうと思って2年くらい前から準備をしました。国語教師としての能力しかないので、日本語教師を目指しました。本当は以前書いたようにJICAで南米の日系人社会で日本語を教える予定だったのです。そのための準備として、日本語教師養成講座に行きました。1年で60万円くらいかかりましたが、この講座の資格を持っておくことが日本語教師となるのに有利なようです。
 海外特に中国では日本人が求められているようです。そのような求人サイトもあります。ただ、おじさんの考えでは、何か技術を持たないと中国であっても働くのは難しいようです。「教師はつぶしがきかない」と聞きましたが、結構つぶしがきくようです。もし、おじさんが再任用や海外の日本語教師にならなくても、予備校で教えることもできました。(大学受験の予備校の他公務員試験の予備校などでも教えることができます。)
 日本に帰ったら、非常勤講師でもしようかと思っています。せっかく海外で日本語教師をしたので、どこかの大学で留学生相手の非常勤講師ができたらと思っています。高校の非常勤講師もぜいたくを言わねば結構あります。時給2500円くらいです。64歳の年金満額受給まで何とか生き延びようと思っています。
 明日も授業です。明日から雷雨などと書いてあったので、心配です。ツマクマは今日は午前中書道教室です。