新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

参議院選挙後の政局

 今日で今週の授業は終わりです。今日は朝少し雨が降りましたが、午後は曇りです。ツマクマは総領事館の奥様のお部屋でお茶会があるので行きました。総領事館の奥様は、総領事館のあるビルの近くのホテルにお住まいです。このホテルはイギリス系の超高級ホテルです。おじさんの街はもちろん、県庁所在地にもありません。多分大阪か東京くらいしかないでしょう。このホテルと対抗しているのが、アメリカ系ホテルのヒルトンです。
 さて、今日は参議院選挙後の政局について書きたいと思います。鳩山さんの余りの指導力なさに、さすがの国民もあきれているようです。さりとて、谷垣さんの自民党に投票するのもなんだと思っているようです。おまけに自民党の論客方は皆離党してしまっています。かって派閥の長だった方々も全くなりをひそめています。森さん・福田さん・安倍さん・麻生さんはどこへ行ってしまったのでしょう。
 多分7月の参議院選挙の投票率は相当低くなると思っています。ですから、かたい組織票を持つ公明党あたりには有利でしょう。本来なら自民党に投票するはずの医師会や建築業界、農協などは民主党に投票するのもしゃくにさわるので、多分かなりの部分が棄権に回るでしょう。労組も一枚岩ではありません。検察に政治資金で狙い撃ちにされたので、目立った動きも難しいと思います。
 小選挙区民主党ブームが去ったのと、保守派の巻き返しで自民党が若干多くとる可能性もあります。参議院後連立を組むつもりはないと言っている公明党の動きが実は台風の目になると思います。公明党が新党ブームをどう読むかです。たいしたことはないと考えて、民主党が敗北した際有利な形で連立を組むのか、新党ブームが大きな波になると考えて、民主党選挙協力するのかです。
 かって決定的な対立をしていた自民党と連立が組んだくらいですから、政策的には近い民主党と組むのはそれほど難しくないでしょう。衆議院選挙から約1年がたとうとしているので、そろそろ与党に戻りたいところでしょう。もし、公明党民主党と組まないとしたら、参議院での過半数を獲得するために、渡辺さんのみんなの党と組むでしょう。渡辺さんも、公務員改革をやらせてくれるなら、民主党と組むと思います。
 そうなれば、公明党の出番がなくなります。みんなの党が10議席以上獲得できるかが山になるでしょう。一番意外だけれど可能性があるのが大連立です。憲法改正を目指す保守派をのぞいて、地方にお金をばらまくことを願う人たちを集めることも可能でしょう。
 福田さんあたりと組むこともできます。その場合森さんまでついてくるでしょうが、麻生さんや安倍さんは来ないかもしれません。大連立を組むとなると、自民党は分裂すると思います。加藤さんや谷垣さんも行くでしょう。加藤さんあたりは、大臣になれると思います。その場合、もちろん首相は管さんでしょう。小沢さんが幹事長という条件付きです。渡辺さんも加わる可能性があります。
 管首相、谷垣財務大臣、加藤防衛大臣(あるいは外務大臣)、渡辺行政改革大臣これに舛添厚生労働大臣となれば一気に大連立への支持が広がるでしょう。この布陣でもう少しがんばって、解散総選挙と行けば、公明党も連立に加わらざるを得ないとと思います。鳩山さんが、基地問題を従来の線でアメリカと合意して、次の大連立政権はつなぐのが、日本の安定のために一番良いと思います。
 明日は1日のんびり過ごします。買い物にも行かなければなりません。