新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おじさんの去年の総括と今年の予定

 今日は元旦なのですが、中国では普通の土曜日と同じです。学生さんなどから「新年おめでとうございます」のメールが来たところくらいが、新年らしいところです。今年はおじさんもツマクマもお互い1人で新年を迎えています。こちらは日本ほど寒くはありません。しかし、明日は5度以下に下がって、雪との予報です。
 
 さて、昨日は大みそかで1年を振り返り、今日は元旦で一年の抱負を語るのが習いです。しかし、つい中国にいると、それを忘れてしまします。今日もおじさんのマンションの前の建築学部の実験棟では、外装工事があっています。これを書いている途中もトンチカンというハンマーの音が聞こえます。道路も渋滞です。
 
 去年を振り返ると、旅行の年でした。まず新年早々ケガが治ったばかりなのに、以前から予定していたので、雲南旅行へ出かけました。ケガについては、先日書いた通りで、抜糸がすんですぐ1月3日~10日まで昆明・大理・麗江・シャングリラと旅しました。途中の玉龍雪山が最高でした。4000メートル級の山で、酸素ボンベが必要なほどです。聖なる山としても知られています。3月には親しい学生さんの実家(四川省)にも行きました。日本人が来ることのない農村部です。
 
 6月は湖南旅行です。長沙から岳陽(岳陽楼で知られています。洞庭湖もあります。)張家界まで行きました。4泊5日の旅です。張家界は絶壁がすごいところです。最近人気の観光地のようです。その上6月下旬には近くの仙女山にも行きました。これは1泊2日です。
 
 8月の終わりには貴州旅行です。黄果樹の滝を見ました。3泊4日です。これで大体中国西南部は大体見学が終わりました。去年は四川省貴州省雲南省湖南省と旅しました。2年前は陝西省西安)、広西チュワン族自治区(桂林)にも行きました。しかし、肝心の北京や上海、それに香港などには行っていません。
 
 北京や上海などは、中国で旅行するより、日本のツアーの方がホテルの予約や飛行機代、ガイド料などを考えると随分お得なのです。それまでガイドしてくれた学生さんも卒業して今日本で大学院入試の準備をしています。ですから、自分達で旅行するのは無理です。
 
 逆に、中国国内の地方都市を日本から行くと相当高くつきます。ツアーがそんなにないからです。さて、今年の予定ですが、今のところ7月の契約切れを機に日本に帰る予定です。主任の先生からも依頼はないし、本来2年1サイクルのところを、もう一年延長してもらったからです。
 
 日本に帰っても、年度途中なので仕事を見つけるのも難しいと思います。おじさんの希望としては、どこかの大学の非常勤講師になって、留学生に日本語を教えられたらと思っています。日本語教師募集のサイトがあるので、これから本気で調べようと思っています。
 
 また、以前から行きたかったヨーロッパ旅行も計画したいです。せっかく中国で3年も過ごしたので、大学院の聴講生になって、中国政治に関する講義を受講することも考えています。(これは来年の4月からでないと無理のようです。)日本のおじさんの街にある大学で可能なのです。来年64歳から年金が全額出ます。(と言っても生活は厳しいです。)それもあるので、前職の高校の非常勤も考えています。(これも年度途中なので難しいですが、一応登録だけしておきます。時には年度途中で先生が病気になったりして依頼があることもあるのです。)
 
 おじさんの県も教育委員会のサイトを見ると大幅なクラス減になっていました。この場合正規教員の配置換えなどで非常勤の口も結構あるのです。まあ、これも来年の4月からです。楽しい中国での大学教員生活も残り半年余りになりそうです。
 
 明日は午前中は教会、午後は卒業論文指導の学生さんが来ます。