新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

日本に帰りました。

 今日は晴天です。中国におじさんの街では考えられないほどの晴天です。昨日も相当寒いと聞いていたのですが、結構暖かでした。
 
 さて、昨日無事日本に帰ってきました。今日はその簡単な報告です。まず朝5時に起きて帰国の最終準備です。もちろん前日までに全て準備したいたのですが、思いがけない忘れ物もありました。たとえば日本の小銭です。夏に日本から中国へ帰った時、当然日本の紙幣は持って行きます。それと同時にそれまで使っていた小銭も中国に持って行っているのです。
 
 それは袋に入れていました。中国から日本に帰った時、公衆電話をかけたり、バスに乗ったり、飲み物を買ったりするときに小銭が役にたつのです。実際今回も役に立ちました。さて、その後です、卒業した学生さんが、タクシーを連れて迎えに来てくれました。
 
 朝6時にタクシーを見つけて、飛行場まで行ってもらうのは、中国語が話せないおじさんには結構大変です。その学生さんは今日系企業に勤めています。といっても小さな企業で、社長さん以下社員は6人くらいです。社長さんは、日本人の50歳台の女性なのだそうです。
 
 それはさておき、無事タクシーで空港へつきました。朝7時過ぎです。すぐにカウンターで航空券に代えて、搭乗ゲートへ入りました。結構余裕があると思ったのですが、飛行機への搭乗案内をすでにやっていました。朝一の飛行機なので延着はありません。すでに前の晩から待機しているのです。
 
 珍しく10分程度の遅れで出発しました。今回は上海空港での待ち時間が少ないので(2時間弱)、とりあえず無事出発したので安心しました。到着もほぼ定刻でした。ところが、上海空港では、飛行機を降りた場所から手荷物を受け取るカウンターまでが、相当遠いのです。歩いて15分くらいかかりました。
 
 普通飛行機からおりて少し行くと荷物の受け取り口があるのですが、とにかく上海空港は広いのです。今回はチャイナエアーだったので、第二ターミナルでした。それで残り時間はカウンターで航空券と交換した時は1時間を切っていました。すぐに出入国カウンターへ行って出国手続きをしました。
 
 ちょうど乗客の少ない時期で助かりました。搭乗口へ行くとすでに、ほとんどの人が飛行機に乗っていました。座席も最後部でした。でもとにかく飛行機に乗ればこっちのものなので、一安心です。乗客が揃ったので、定刻10分前に出発です。
 
 おかげで日本到着は午後2時ちょっとです。朝8時発で、日本到着が午後2時(中国時間午後1時)なので信じられない早さです。距離でいえば2000キロも離れています。中国の空港で朝食を食べ、日本の空港で昼食を食べることも可能です。遣唐使の時代を考えれば信じられない時代だと思います。
 
 2000キロの旅で、中国での航空券は片道2000元弱(24000円)です。信じられない安さです。もちろん、時期や時間によって倍以上違うそうです。さて、日本の空港までは順調だったのですが、空港からおじさんの街までの高速バスでつまずきました。国際線の乗り場から高速バスは出発せず、国内線の乗り場へ移動しなければなりません。国内線のターミナルに到着直前のところで、おじさんの街行きのバスが出てしまいました。
 
 おかげで1時間のバス待ちです。(何とおじさんの街行きの高速バスは1時間に1本です。)結局おじさんの街に着いたのは午後4時半で、それから急いで役所に行って転入の手続きをしました。月曜日から病院回りに保健証が必要なのです。
 
 結局自宅へ帰りついたのは、6時過ぎになりました。日本に帰ってからかかった時間の方が4時間近くですから、飛行機に乗っているのと同じくらいでした。昨日はさすがに疲れてブログが書けませんでしたが、やっと読者にみなさんに帰国報告ができます。
 
 明日は久し振りの日本の教会です。長兄のところにも挨拶に行きます。