新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

さっぱりな1日ー事故と違反のこと

 今日も小雪交じりで寒い1日でした。今日は午前中指導学生さんの大学院入試過去問指導などをして過ごしていました。昨日免許更新も終わってほっとしていたのです。
 
 ところが、昼ごろ以前書いた相続関係のことで電話がありました。というのは、相続が残っている土地の評価ができないということだったのです。実は今回相続する予定のものは、宅地ではなく本来道路部分の共有関係の相続なのです。公道に面していると問題はないのですが、業者が開いたところを買ったので、公道から自分の所有地までの道路部分を共有としてもっているのです。
 
 道路部分を土地の所有者全員で権利を分割してもっているのです。そのため固定資産税の評価がはっきりしないのです。それを町役場で証明してもらう必要があったのです。おじさんの住む街から自動車で1時間くらいのとろこにその町役場があります。午後はそこまで自動車で行きました。
 
 結構田舎なのですが、一応幹線道路で渋滞もなく快調で、仕事も無事済みました。ところが、帰る途中突然後ろから、「そこの車止まりなさい。」という運転者にとって一番恐ろしい声が聞こえました。田舎道なので、ちょっとスピードアップしていたので、ああスピード違反かと思いました。
 
 それにしては、おじさんの前を走っている車はすいすい行っていたのにと思いました。実はとても見通しがよく、全く1台も車が通っていない、T字道路が1時停止だったのです。私の前に車もなく目の前の道路の左右に車もないので、安心して左折しました。そこが一時停止だとは全く思わなかったのです。
 
 見通しの悪い道なら用心するし、車が左右から来ていたら確認のため停車するのですが、完全に車がないので標識があるなど思いもよらなかったのです。危険運転やスピード違反、それに駐車違反ならこちろも悪いことをしているという意識があるのですが、標識の見落としでは、悔やまれて仕方がありません。
 
 しかし、違反は事実なので7000円の罰金と2点の罰点です。日本には1月しかいないのにがっかりです。実はおじさんの違反はこの1時停止違反が以前にもあるのです。この時も前後左右車がなく、これはいいぞと急いで先を急いだら、白バイにつかまりました。その他は右折禁止違反です。これも標識が歩道橋の上にあって、おまけに対向車がないので何気なく曲がって捕まりました。
 
 安全には気をつけているのですが、どうも思い込み(ここは安全だ)があって標識を見落とすようです。それに今回も前回も一時停止違反の時は、見えないところにパトカーや白バイが隠れているのです。まあ事故のように他人に迷惑をかけたわけではないので良かったです。
 
 事故はこちらが当時者になったこともあります。しかし、無人の車にぶつけたので怪我をさせたことはありません。逆にぶつけられたことは何回かあります。ほとんど追突です。一番恐ろしかったのは、1級国道の朝のラッシュ時に追突されて反対車線に押し出されました。もし、反対車線の大型車と追突したらおじさんの自動車は軽自動車なので、側面を大破して命はなかったと思います。
 
 偶然車が途絶えたところで、反対車線の一台の後部に当たったくらいで、道路を横切ったところで止まりました。車はフレームもゆがんで、結局廃車になりました。その時火事場の馬鹿力を体験しました。有名な野球選手は時速100キロのボールが止まって見えるという話を聞いたことがあります。これは特別訓練した選手の話です。
 
 ところが、今でも思い出しますが、何と反対車線を走る自動車が、スローモーションのようにゆっくり動いているのが見えたのです。脳はブレーキを踏むかハンドル操作をせよと命令しているのですが、体は動かないのです。ほんの一瞬のことだったと思います。
 
 そんなことは二度とありませんでした。その時は、簡単な鞭打ちで済みました。その後後遺症もなく現在に至っています。今から15年くらい前のことです。事故の後、車を見た同僚の先生は、「信仰があったから神様が助けてくれたとしか思えないね」と壊れた車を見て言いました。まあそんなこともないのでしょうが、本当に怖かった思い出です。
 
 明日は罰金を納付に行き、前立腺の検査(毎年やっています。)に行きます。