新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

天変地異と社会情勢

 今日は晴天でとても温かかったです。とくに午後からは10度以上になりました。昨日から指導学生さんが来ています。来週大学院の入試を受けます。今日は午前中は大学院入試の論述問題について過去問を検討しました。なかなか難しいので簡単にいきそうもありません。
 
 午後からは相続関係の資料を受領の法務局へ行きました。今日は無事に受領することができました。驚きたことに以前の不動産登記関係資料と大幅に違っていました。以前は権利書はなくて、暗証番号のようなものをもらいました。後は相続完了証明書のようなものをもらいました。
 
 これで相続手続きは終わりです。さて、今日は最近の火山噴火から思ったことです。古代から東アジアでは何か天変地異があると、これは天が何かを示そうとしていると考えるのです。最近といっても20年以上前ですが、文化大革命の終末期に中国で唐山大地震が起こり、それは天が現在の政治に異議があると国民は考え、それを利用して四人組を追放したのは有名な話です。
 
 ところで日本では九州で火山噴火が続いています。それに異常気象で大雪になっています。やはり天変地異と言ってよいでしょう。それでは、日本で起こる大きな社会変動と言えば何が考えられるでしょうか。それは単なる民主党からの自公連立への政権交代くらいではなさそうです。
 
 そう考えると、日本にとっての大変動といえばまず思いつくのは国債の暴落です。これが起これば日本経済は大変な混乱に陥るでしょう。これまでのバブルを考えると、直前まで大丈夫だと考えていて突然バブルの崩壊が起こりました。それまで、バブルの崩壊が起こらない理由がいくらでも唱えられたのです。
 
 国債暴落は日本だけの問題ですが、国際的な問題は世界的は広がりをもつでしょう。エジプトも含む中東の独裁政権のゆらぎがあります。それが世界的レベルで広がるともっと恐ろしいことになります。ロシアも民族問題を抱えています。
 
 東アジアの独裁政権である北朝鮮の崩壊が起こると、大きな動乱になるでしょう。しかし、それ以上に恐ろしいのは中国の不動産バブルの崩壊です。もし、これをきっかけに中国経済の成長が低迷し、世界経済が低迷することです。現在の日本は経済成長がほんのわずかですから、中国への輸出がストップすれば日本経済は恐ろしいほどの景気低迷に陥るでしょう。
 
 今日のニュースでは新日鉄と住金の合併の話が出ていました。経済界も今まで考えられなかった大変動が起こりつつあります。年初に起こったことはこれからも次々の続きます。今の流れから考えると今年は経済政治ともに大変動の年かもしれません。
 
 明日からは別荘に行きます。その途中大学図書館で学生さんから頼まれた論文調査をします。