中国から日本に帰って考えていること
今日も暑い1日です。昨日は夕方から、ジャングル状態の庭の草刈りと畑の整備をしました。庭の方はエンジン付き草刈り機で刈りました。金属の歯だと怖いので、プラスチックワイヤーの分を使いました。太い茎の草はないので、ワイヤーで十分です。何とかこれできれいにしました。(ツマクマに言わせるとトラ刈りなのだそうです。)
日本に帰ると株式は下落したままです。3年前退職時に株式、債券、外貨投資と定期預貯金に退職金を分割して中国に行きました。株式と外貨投資は全く予想がはずれました。一番の誤算は、世の長期投資家と同じで、電力株は一番の安定株だと思って、株式投資の基本の据えたことです。
これが災いして、大幅な評価損が出ています。おまけに、地震のあった東北電力を結構所有していたのです。東京電力は100株ですが、バブル時代の最後の遺産として持っていました。これは、現在400円程度ですから、全額損失に近いです。その間、無償株式や配当金ももらったのですが、50万円以上の損失です。
バブルの頃はなんと東京電力が100株で60万円近くしたのです。他の株は、わずかながらでも利益を出して売り抜けました。東京電力がバブルの頃はもちろん、震災前の株価に戻るのは無理だと思います。売っても仕方がないので、政府がどうするかを見守るしかありません。
外貨投資もドル投資でやられました。1ドル112円くらいで購入しました。まさか80円台まで下がるとは思いませんでした。92円くらいが底値だと思っていたのですが。高い配当に目がくらんでニュージーランドドル建て債券を購入しました。これも円高でやられてしまいました。
外貨投資も難しいです。日本にいると、日本経済はだめだという話ばかり聞くので、つい円安に向かうだろうと考えてしまうのです。中国にいて思うのですが、日本はやはり豊かな国です。ただ日本は収入も多いけれど物価も高いのです。
とにかく所有株式全体で100万円単位で評価損をだしています。やはり退職金を投資によって増やすのは難しいですね。デフレの時代には、お金を増やすより、損失を出さないようにするのが一番かもしれません。今考えているのは、某ポンプメーカー(天皇家の株式ファンドにも組み込まれているとのうわさで有名です。)だけです。