新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

先に逝きし者の

 今日も午後は夏の暑さがぶり返してきました。午前中は結構涼しかったのですが。ツマクマは、隣の街の農産物特売店へ朝早くから出掛けました。農産物の価格が今高いので、新鮮で安い農産物を求めているのです。朝9時の開店前からお客さんが並んでいるそうです。
 
 株式もアメリカの債務問題でなかなか値上がりしません。日本も財政赤字増税問題があるし、ヨーロッパも国債の問題があります。中国も列車事故を境に政治的にも経済的にも難しい局面にあります。どこをとっても、世界的に景気回復が見込まれる見込みはなさそうです。
 
 何とか生活を切り詰めていくしかなさそうです。働いている世代でけでなく、お金を貯め込んでいると言われる高齢者も、とにかく消費を抑えるしか生活防衛はなさそうです。
 
 ところで、今日昼過ぎある方から電話がありました。それほどありふれた姓ではないので、もしかしたらと思いました。昨日ご無沙汰のお詫びの暑中見舞いをあちこちに出しました。市内だと翌日の今日配達されたのです。その暑中見舞いのはがきを見て、息子さんが電話をしてきてくれたのです。
 
 それは、私の高校時代の友人の息子さんでした。私の友人が4年前に亡くなったというのです。彼とは、私が中国へ行くことが決まったすぐ後の同窓会で会いました。彼は私に自分も近くの教会へ行くようになったと話していました。その後私は中国へ行ったし、休暇で日本滞在中、年賀状もほとんど出さなかったので、彼が死んでいたとは全く知りませんでした。
 
 彼は同窓会があってしばらくして亡くなったそうです。(息子さんとは随分前に一度会ったことがあります。)同窓会で会った時は、別段具合いが悪そうでもなかたので、死因はなんですかと聞いたら、多臓器不全だったそうです。急に倒れて救急車で運ばれて1週間くらいして亡くなったそうです。いわゆる突然死に近いものです。
 
 5年ほど前は中学時代の友人が突然心筋梗塞で亡くなりました。この時も突然別の友人から葬儀の連絡があって知りました。まだ60代前半なので、それほど訃報は多くありません。というより、中学や高校の頃住んでいた街からほとんど友人たちは別の場所に移住しました。
 
 もちろんおじさんもそうです。ですから、中学や高校時代の同級生の消息を知らないだけなのかもしれません。50人近い同級生のうち亡くなったと聞いているのは6人くらいです。それも噂で「○○が死んだらしい」というものです。これからだんだんそんな話が出るのだろうと思っています。
 
 今のところ仕事も勉強もないので、毎日が日曜日状態です。明日ものんびり暮らします。