新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

手詰まりの世界経済

 今日は忙しい1日でした。明日はお盆に向けて庭の草刈りです。3週間ほど前に庭の草刈りをしたのですが、連日の高温でまた草が伸びてしまいました。ガソリンエンジン付きの(厳密には混合油)草刈り機です。歯は金属ではなくてプラスチックのワイヤーです。ですから安全です。
 
 午後は明日液晶テレビがきます。思い切って52型にしました。テレビ台はすでに買って組み立て済みです。何回も買うチャンスはあったのですが、中国にいる間は見れないので、今回の帰国をきっかけに買い代えました。エコポイントはありませんが、値段は相当安くなっていました。
 
 今日はご存じのように株価が大幅安になりました。アメリカの債務問題をきっかけに、世界中の相場が下落傾向です。おじさんの予想ではデフォルトまで行くと思ったのですが、直前で解決しました。しかし、アメリカ国債格下げの問題が続いています。それだけでなく、アメリカ経済の先行き不安もあります。
 
 数年前までの好景気はアメリカ経済が引っ張っていました。しかし、それ自身かなりアメリカ経済が無理をしていたというか、一種のバブルであったと思います。それが破たんして以来景気は下向きです。今回はその傾向がさらに強まりそうです。
 
 現在でもアメリカがくしゃみしたら、日本は風邪をひく状態です。アメリカ経済が停滞したら、日本は円高になり輸出産業は大変です。多分アメリカ経済が停滞したら、中国経済も厳しいと思います。中国もアメリカに相当輸出しているはずです。
 
 ヨーロッパもギリシャの債務問題を発端に、ポルトガル、イタリアなどまだまだ不安な国が多いです。そうなるとアメリカ、ヨーロッパともに厳しい状況です。日本はそれでもまだ良い方なので円高が続いています。日本の政治的な問題は世界的に見ればそれほど問題ではないようです。
 
 確かに日本は膨大な個人資産があります。これが日本の強みだと思います。高度成長期に大企業で働いた人たちは、かなりの退職金をもらったはずです。それに、すでにローンの終わった人も多いです。年金もそこそこもらっているから、預貯金もかなりあります。
 
 そうなると、今度景気回復するのはいつのことでしょうか。今年いっぱいはどうも無理なようです。日本の場合復興需要がありますが、それだけではどうにもなりません。輸出が復活しなければどうにもならないようです。中国の場合も、今回の鉄道事故のせいで政治的な不安定が起こるかもしれません。
 
 せっかく日本に帰ってきたので、株式投資で利益を出そうと思ったのですが、今年いっぱいは大人しくしています。明日は新型テレビがきます。