新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

民主党代表選挙について

 今日は天候の変化の激しい1日でした。朝は雨、その後曇りから晴天3時過ぎからは雨という調子です。ところで、今日は11時くらいから美術館に行きました。印象派のモーリスドニの作品展でした。なかなか見ごたえがありました。入場料1000円です。65歳からだと優遇処置があるのですが、そこに達するにはもう少し時間がかかります。
 
 その後、昼食はちょっと贅沢にフランス料理のランチです。1人前1800円ですが、内容は満足するものでした。こうして今日はちょっと贅沢な1日でした。
 
 株価の方も少しだけ戻していました。多分円安のせいです。さすがに円ドル相場は60円台突入はなさそうです。80円台まで戻してくれるといいのですが。そうなればダウ9000円台までは戻しそうです。
 
 ところで最近いろいろ大きなニュースがあります。民主党代表選挙については後述しますが、大物タレントの引退騒動もそうです。おじさんは彼の司会する「お宝探偵団」大好きなのでちょっと残念です。いろいろ報道がありますが、おじさんの考えでは、警察の意向だと思います。
 
 大相撲の八百長賭博の流れと同じです。別の件で手に入れた情報を他の件に流用する手です。以前からいろいろな情報を捜査の際、手に入れていたと思うのですが、それを別の捜査に流用することはなかったと思います。しかし、今はそのような建前を捨てとにかく暴力団を倒すために何でもする方針のようです。
 
 ちょっと怖い気もします。警察は膨大な情報を持っているだけに、本来その事件だけに使うべき情報を他の件に使うのは捜査の邪道のような気もします。犯罪を摘発できるならいいではないかという意見もありますが、いつそれが自分に向かうかもしれないので、どうでしょうか。
 
 さて、民主党代表選挙についてです。選挙は全て数の勝負です。どんなに立派な意見を述べても、支持する人が少なくては勝てません。理想と現実をどう妥協させるかです。政治家は皆何が問題であるか知っているはずです。多分解決のための手段も知っていると思います。
 
 しかし、現実には何も問題は解決しそうにありません。なぜならどのような政策をとっても必ず半分は反対する人がいるからです。現代社会は複雑な構造になっています。全員が賛成する政策などないのです。ところで小沢さん待望論があります。
 
 田中角栄待望論にも似ています。何か強引な政治手法をある数の国民は願っているでしょう。強いリーダーシップを持った政治家待望論はその線上にあります。国民を説得すればよいという意見があります。しかし、現実の経済的利益がからむ問題でそんなことは不可能です。
 
 増税はせず歳出削減として年金を大幅に減額したり、公務員の給与を削減したり、国防予算を削減したりしたら、ある数の国民は反対するでしょう。特に社会保障費の削減は反発が大きいでしょう。年金削減や医療費削減を掲げたら年金受給者は、選挙でしっかりお返しをするでしょう。
 
 もちろんおじさんもそうです。ですから、民主党代表選挙で誰が選ばれても、総選挙をやっても、政治を変えることは難しいと思います。もし、政権をいつでも投げ出す覚悟でやるしかないでしょう。おじさんもどうすればよいか分かりません。
 
 実は分かっているのですが、多分実行は困難です。なぜならオバマ大統領でも中国首脳でもイギリス首相でも皆どうしていいのか分からないからです。今の時代全ての国が行き詰っています。それでも何か代表選挙について書くとすれば、おじさんは野田さんを支持します。増税以外ありえないからです。それとも一層小沢さん支持派が支援する候補が勝て、小沢さんが無罪になって、来年の代表選挙で代表に選ばれるのもおもしろいでしょう。
 
 まあいずれにしても2年後に民主党は政権を滑り落ちるわけですから、それまで多くの経験を積むのもいいと思います。今解散総選挙をして自民党が勝ってもねじれ国会で苦しむだけだからです。
 
 明日はのんびり暮らします。