新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

どうなる株価ー「もう」か「まだ」か

 まず今日の報告です。今日は先日行った大学の校内で拾った「ぎんなん」の皮むきをしました。大学の校内と並木道にたくさんイチョウの木が植わっていて、ぎんなんがたくさん落ちていました。それで学生さんと沢山拾いました。その皮むきが大変なのです。
 
 ご存じの方は分かると思いますが、生のぎんなんは、くさいし手につくとかぶれてしまいます。手袋をしてバケツ2杯分くらい剥きました。その後はきれいに洗って天日干しです。まだ一袋残っています。ぎんなんは買うと結構高いのです。これを火で焼いて熱いうちに食べると最高です。
 
 午後からはヨーロッパ旅行の費用の残金を支払いに行きました。本来のお金の他に諸費用が加わって一人30万円くらいになります。(基本は23万円くらい)9日間なのでそんなものだと思います。昔であれば、往復の飛行機代だけでそのくらいはしたのですが。おまけにユーロー安なので、おこずかいの方は助かります。
 
 ユーロは高い時は1ユーロ130円くらいしたのですから、ありがたいです。さて今日も株価が下がっていました。ニューヨークは少し上げたのですが、アジアは全体に下げたようです。以前1000円以上した株価もひどいものは200円台まで下げています。
 
 仮に1200円で1000株だと120万円です。それが200円になると20万円なのです。100万円の損失です。2000円以上した株価も600円台になっていました。株価のチャートを見ると、どうも2008年前後がピークでそれ以後ちょっと戻した時期もありますが、全体に下げ続けています。
 
 長期持続の投資家は皆大損というところでしょう。債券相場の方は安全志向で先に利益が出ているのは書いたとおりです。アメリカ国債も買われているようです。株式相場の格言に「もうはまだなり」「まだはもうなり」というのがあります。「もう下げないだろうと思ったら、まだ下げが続いたり」「まだ下げるだろうと思ったら、もう下がらない」という意味です。
 
 さて今の相場はどうなるのでしょう。前は日本だけがデフレ不況でアメリカもヨーロッパもそこそこでした。そのため新興国も景気が良かったのです。しかし、今はアメリカもヨーロッパも経済的苦境にあります。そうなれば、アメリカやヨーロッパに輸出していた中国や、景気が良いので資源がどんどん値上がりして好景気だった新興国は危機に立ちます。
 
 多分世界的な不況になると思います。格言で言えばまだまだ株式相場は下落すると思います。企業の能力から言えば株価はそろそろ底値だと思うのですが、リスクをとってまで買おうという投資家がでないようです。と言っても相場は7000円台まで下落する可能性があります。あと10%~20%くらいダウンして底を打つのかもしれません。
 
 その時点までくれば、買いが入ると思います。なぜならおじさんもそこまで下がれば安心して買いを入れるからです。おじさんが知っているこの20年くらいで言えば6000円台が最底値です。それ以上はないと思います。ですから、ダウ7500円までくればもうこれ以上の下げはないと考えています。さすがに6000円台まで待つのは難しいでしょう。
 
 以上がおじさんの相場観です。まあ何を言ってもどうしようもないので、しばらく相場の推移をながめます。明日は学生さんのために平家物語を借りに図書館へ行きます。平家物語で何をするのかは又書きます。