新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

ブログを書くということ

 今日は午前中は曇りで午後からは天気になりました。今日は温泉でも行こうと思ったのですが、いろいろあって結局自宅で読書と昼寝です。ツマクマはベランダのぶどうの木の手入れです。手入れと言っても脚立に乗って枯れた枝や葉を落としていました。大変な作業のようです。
 
 ツマクマは園芸が得意なのですが、おじさんはさっぱりです。庭木の手入れは全くできません。無芸小食なのです。
 
 さて、このブログに書くタネも今日は見つからないし、とりあえずブログを書くことについて書きます。ブログを書き始めたのは6年くらい前です。そのころはフェースブックもツイターもありませんでした。ホームページなどがはやっていて子供たちがやっていました。
 
 それで、おじさんもやってみたいと子供たちに話したら、ホームページは更新に手間がかかるのでブログにしたらと言われました。最初に紹介されたのはFC2ブログです。このブログは3年以上使いました。このヤフーブログに移ったのは、中国にいた時FC2ブログが使えなくなったからです。
 
 最初の3年間は当然のことですが、中国のことでなく、学校を中心に書いていました。ところがある時生徒さんにブログ名(「おじさん教師のひとりごと」)を教えたら、保護者が見て校長にこんな内容を書いてけしからんと文句を言ってきました。
 
 おかげでひどい目にあったので、それ以後原則として勤務先の学生さんにはブログ名は教えないことにしています。中国にいる時もブログを見ることができた時は、よほど親しい学生さん以外は教えませんでした。
 
 中国にいて2年目くらいに突然ヤフーブログも見れない書けない状態になりました。中国政府はブログについて相当心配しているようです。もちろんブログ以外でも内容(政治的なものなど)によっては繋がらないものもありましたが、サイト全体がつながらないのはブログだけでした。
 
 おじさんの読者はほとんど卒業生の人か知り合いの人です。中国でもそれ以前でも、ブログを書くのは卒業生の人におじさんが何を今しているのかを知らせる目的もあったのです。ブログをしばらく書かないと何かあったのですかとコメントが来ました。
 
 FC2ブログの時は、相手のブログへの書き込みなどから、コメントを定期的に交換する人もいました。ヤフーではほとんどいません。FC2ブログの書き手の方がヤフーブログより良質の書き手の人が多かった気がします。アメリカの獣医学部に行かれている方とか音楽をやっている方などのブログを良く見ていました。
 
 おじさんがブログを書くのは、先に書いた他に自分の考えを何とか外に知らせたいからです。現職時代は教育公務員という制約もあって、政治的な事柄を他の同僚と話すのは難しかったです。それに、他の同僚は(ミヤジイを除いて)は政治や経済について関心もなかったようです。
 
 先に書いたように教育問題は、職業上面倒なことがあるので(教育の在り方や県教委の批判など)書くことは難しいのです。逆に教育現場と全く関係ない経済などは立場上知りえた秘密などないので書きやすいです。県政などについて書くとまずいのですが、国際政治なども立場と全く関係ないので書きやすかったです。
 
 自らの政治的立場を明らかにするだけでなく、他の立場の人を批判することについて子供たちから、心配されました。確かにブログによっては過激なものがあります。これは独断的な考えですが、ブログやツイターが日本で影響を余りもたないのは、ある年齢以上の常識ある大人が読んでいて、これはと納得する内容がないからだと思います。
 
 なんだか普段言えない不満を過激な言葉で表現してすっきりしているような気がします。使われている言葉が余りに差別的であったり扇情的であったりします。おじさんは、良質な意見については賛意を示すコメントを書いています。もちろん逆は絶対にしません。
 
 おじさんも経験がありますが、自分と違う意見を書かれてもうれしくないし、それに反論すればさらに問題がこじれことを知っているからです。ブログのコメントで対立する意見を交換するのはほとんど不可能に近いです。ですから、ブログはあくまでも自分の意見を自由に書くだけで、反対の人は見ないで無視してほしいというところです。
 
 これからもブログは書くつもりです。今のように無職でほとんど他の人と付き合うことのない時に、自分の考えを自由に欠けるブログはありがたいです。徒然草の「思うことを言わないのは腹のふくれることだ」と言うのはまさに正解だと思います。
 
 明日は必要があって法務局へ行きます。