新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

東京都のがれき引き受けに思う

 今日は朝は雨で午後から上がりました。今日は娘と孫が来ているので、そのお世話などで余り書くことができません。それにやっと孫が寝に行ったので今頃書いています。
 
 今日は友人のミヤジイと会食でした。繁華街のJRの近くの中華料理店で会食です。ミヤジイとは15年くらい前からの知り合いです。一緒に大学院に行ったりした仲です。ミヤジイと友人にならなければ、今の自分はなかっただろうと思います。ミヤジイとの関係は何か不思議な気がします。(人生の方向を決めて行くことで)
 
 さて今日は、震災復興支援について短く書きます。ご存じの方も多いと思いますが、被災地にはとても地元では処理しきれないがれきがまだ山積みになっています。ところが、被災地外の都道府県や市町村ではそのがれき処理についてなかなか協力関係が整わないようです。
 
 原因は放射能汚染の恐れです。現実には汚染が全くない地域のがれきでさえ、不安から引き受けてがほとんどないのです。もちろん、汚染の恐れのあるがれきを引き受けろと言っているわけではないのです。しかし、東北地方と聞いただけで拒否反応を示す住民も多いようです。
 
 その中で東京都は先頭をきってがれき処理を引き受けたのです。おじさんは東京都知事の考えと全く反対の立場に立ってきました。しかし、今回の引き受けだけは全面的に賛成です。というより良く決断したと思います。東京では反対がなかったかと思ったら、報道によれば3000通以上の反対意見の表明があったようです。
 
 それにもかかわらず、知事は引受けを実施しました。世論におもねることなく、正々堂々と計測を行い、引き受けを実現したのです。都知事の決断力はやはり相当なものだと思います。もちろんあれだけの知名度であれば選挙の心配が全くないこともあります。
 
 それに強い個性を持っていることもあるでしょう。しかし、それにしても立派な行動だと思います。政治的な立場を超えて今回の都知事の称賛したいと思います。きっと被災地の人にとっては、他の都道府県から見捨てられなかったという思いを強くしたと思います。
 
 東京都に続く自治体がぜひ出てもらいたいと思います。反対する人はきっと多いと思いますが、安全を確認したうえで是非がれきを引き受けてほしいものです。
 
 明日は墓前礼拝があります。