新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

召天者記念礼拝と墓前礼拝

 今日も朝方は雨でしたが、午後から天気になりました。昨日は応援しているホークスがクライマックスシリーズに勝って、日本シリーズに出れてよかったです。また、いつかおじさんとプロ野球について書きます。
 
 さて今日は日曜日なので教会へ行ってきました。教会では普通の礼拝以外にいろいろあります。正式な教会歴によるものと、教会独自のものがあります。たとえば、クリスマスやイースターは教会歴によるものです。それ以外の教会独自のものとして、特別伝道礼拝とか修養会などがあります。
 
 今日の召天者記念礼拝は、教会歴によるものです。ですから、ほとんどのキリスト教会では、今日召天者記念礼拝があっているはずです。日本では、ほとんどの仏教とが亡くなった人を記念するのはお盆です。お盆の他にお彼岸などにもお墓参りに行きます。
 
 教会全体の行事としてお墓参りに相当するのが墓前礼拝です。これは文字通りお墓の前で礼拝をするのです。(墓前礼拝はイースターと召天者記念日に行います。)ところで教会のお墓というのはどうなっているのでしょうか。昔に作られた教会の場合、教会の内部に納骨堂のような、遺骨を納めて部屋があります。
 
 かってはお寺の中に墓地があったようなものです。しかし、現在ではお寺の境内にお墓を新規に作ることは許されてないようです。教会の場合も新規に教会内に納骨堂を作るのは難しいようです。教会を建設した時、牧師さんから教会内あるいは敷地内にそのような施設を作る場合、近隣の許可がいると聞きました。
 
 おじさんの教会は新興住宅街にあるので、許可をもらうのはちょっと難しそうでした。それで、教会から車で40分くらい離れた霊園内に墓所を取得して教会墓地を作りました。
 
 日本のキリスト教会の場合、個人で墓を作るのでなく教会所属の墓を作るのです。おじさんの教会のお墓は結構大きいです。半地下式のお墓です。上部は墓標に相当する部分で、納骨する場所は階段を下りた地下にあります。結構広くて詰めて並べれば80人くらい納骨できそうです。(四方の棚に並べます。)
 
 おじさんたち夫婦もこのお墓に入ります。今無縁仏や無縁墓が問題になっています。霊園や納骨堂の場合管理費を納めないと無縁墓として、お骨は一か所に集められてしまいます。教会の場合、教会が消滅しないかぎり、たとえ教会が閉鎖されてもそれを継承する日本キリスト教団が管理してくれると思います。
 
 とりあえず80人の収容人数に対して、今20人くらい納骨されています。今の教会員は70人くらいですから(若い方も含めて)おじさんたち夫婦まではとりあえず納骨できそうです。もし収容人数を超えて遺骨が増加したら、古い方から土に戻します。納骨堂内にそのための設備があります。
 
 聖書には土から作られて土に帰ると書かれています。ですから、おじさんもいつか順番がきたら土に帰ってよいと思っています。遺骨は土に帰りますが、魂は天に昇り神様の元にいると考えています。ところで昇天でなく召天なのは、死んで天に昇るのでなく、この世の勤めを終えて神様に召し返されたと考えるからでしょう。
 
 おじさんも、人間は神様から何かの使命を与えられてこの世に遣わされ、その使命が終わったらまた神様の元に召し返されると考えています。それまで自分に与えられた使命を果たすことが、この世に遣わされた神様に応えることだと考えます。
 
 もちろん何が自分の使命なのかは分かりませんが、とりあえず自分に与えられた仕事にベストを尽くすことだと考えています。明日はちょっと家の仕事であちこち行きます。