新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

プロスポーツについて

 今日は朝から晴天でした。11月なのにいつまでも寒くなりません。やはり異常気象なのでしょうか。おじさんとしては暖房費もかからずありがたいのですが、季節はやはり例年通りの方がいいと思います。
 
 今日は朝から定例の銀行回りです。今は毎月の月給制ではなく、2ケ月1度の年金生活なので、いつも銀行残高をチェックしておこなければなりません。それにツマクマが、これまでの公共料金の払い出し銀行を変更したいと言出して、そのための書類ももらいに行きました。
 
 おもしろいことに、振替の手続きは銀行に公共料金の番号を示して、後は銀行の口座番号と銀行印を押せばOKでとても簡単です。しかし、一度決めた銀行を変更するためには、それぞれの会社に変更(この場合は銀行引き落としの解除)の届けをしなければならないのです。
 
 まあ考えてみれば銀行にとって得になることは簡単にできても損になることは該当する企業にお任せということのようです。水道とガスの廃止届けはある銀行が持っていましたが、電力はなくて直接電力会社に書類を請求しなければならないようです。
 
 さて今日はプロスポーツについて書きます。スポーツ・芸能は、おじさんのブログでもめったにない話題です。プロスポーツとして日本で人気があるのは野球とサッカーです。プロバスケットもあるようですが、テレビでもほとんど見ません。おじさんが子供の頃はプロサッカーなどなかったのですが。
 
 そう言えばプロスポーツとして、おじさんが子供の頃大人気だったのはプロレスです。おじさんは今評判の悪い団塊の世代なので、力道山に熱狂しました。小学校ではケガ人がでるのでプロレスごっこを禁止したほどです。相撲も人気でした。小学校の昼休みには、相撲をしたりプロレスごっこをしたりしていました。相撲は朝潮・初代若乃花栃錦などがいました。おじさんは若乃花のファンなのに、栃錦が滅茶苦茶に強くてその取り組みの時にはドキドキしました。
 
 と言ってもやはり1番人気はプロ野球です。スポーツ音痴のおじさんでも、少年時代はプロ野球のファンでした。当時おじさんの地方は西鉄と巨人のファンに大別されました。おじさんが育った地方は圧倒的に西鉄ファンが多かったです。それなのにおじさんは巨人ファンだったので、ひっそり応援していました。(川上が現役で、長嶋・王が入団した頃です。ベースボールマガジンという雑誌までありました。)
 
 小学校の下級生(テレビがおじさんの家に来たのは小学5年の夏休みです。その日のことは今でも覚えています。)の頃はラジオにかじりついて聞いていました。西鉄が弱くなり、おじさんも大学に進学する頃にはプロ野球にも興味がなくなりました。次にプロ野球に興味を持ちだしたのは就職してからです。
 
 就職先が関西地方だったので、熱狂的な阪神ファンの渦に巻き込まれてしまいました。当時関西地方には私鉄にあわせて、阪神・阪急・近鉄・南海がありました。どうも自分の住む私鉄沿線のチームを応援していたような気もします。
 
 もちろんどこに住んでいても人気NO1なのが阪神です。文字通りトラキチが大勢いました。おじさんの職場の先輩もトラキチのいるお店に連れて行ってくれました。鳥の手羽先のから揚げのおいしい店で、そこでビールを飲みながら巨人阪神戦を観戦するのです。
 
 おじさん自身は阪急沿線に住んでいました。ある時偶然阪神電車に乗ったら余りの客筋の違いに驚いたことがあります。昔から関西地方に住む人に聞くとそんなことは当たり前で、住んでいる街の駅を聞いただけで社会階層が分かるのだそうです。(40年前のことなので今は知りません。)
 
 今はホークスのファンになっています。以前は野球に興味はなかったのですが、義母がホークスの熱烈なファンで、それに影響されて見るようになりました。次第に選手の名前を覚えて応援するようになると結構熱が入ります。今回のクライマックスシリーズは相当熱を入れてみました。
 
 本当にはらはらどきどきです。最終戦の1点ビハインドでツーアウト2ストライク3ボールの後ヒットが出た時には思わず万歳しました。サッカーだとこんなことはないです。とにかくゴール近くまでボールが運ばれなければ何も起こりません。
 
 しかし、野球はたった1球で勝負が決まります。サッカーでもオリンピック出場のかかった1戦だと見ますが、やはり野球の方が好きです。明治の時代大学生が野球に夢中になったので、野球亡国論のようなものが出たといいます。明治の時代の大学生の気持ちが分かるような気もします。
 
 中国では全く野球に人気がありません。大学でも学生がやるのはバスケットです。大学の食堂でもアメリカのプロバスケットが放映されると学生さんが集まってみています。(中国人の人気選手がいるようです。)ロデオやゴルフ、カーリングはてはビリアードまで(バトミントンも結構放映します。)放映するのに野球だけはありません。
 
 やはり国民性の問題なのだろうと思います。韓国と台湾は野球をやりますが、日本ほどではないようです。明日はのんびり過ごします。