新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

教会学校について

 昨日はおじさんが応援するソフトバンクが負けてがっかりです。しかし、試合内容は見ごたえがありました。どちらの選手もだらけてところが一切なく、本当に死力を尽くしての戦いでした。今日やいよいよ最終戦です。何とかソフトバンクに勝ってもらいたいものです。
 
 今日は一日良い天気でした。昨日までの雨がうそのようです。昨日から来ていた娘と孫たちも帰りました。地域によっては突風が吹いたり、大雨になったり大変だったようです。大阪のダブル選挙もいよいよ最終コーナーというところです。
 
 イタリア国債からフランス国債までを巻き込む欧州財政危機はどうなるのでしょうか。イタリアが実務者内閣を作った点が評価されて、安定へ向かえば株価の方も上昇傾向へと向かうかもしれません。
 
 さて今日は日曜日だったので教会へ行きました。今日は特別に教会学校で中国の話をしました。おじさんは洗礼を受けた19歳から、地元を離れての5年間と中国の3年間を除いてずっと30年以上教会学校の先生をしていました。(今は年度途中なので引き続きお休み中です。)
 
 おじさんが子供だった頃にも教会学校はありました。当時は貧しかったので、学校が終わってから貰えるお菓子がとても楽しみでした。今頃お菓子が楽しみな子供はいないでしょうね。教会学校の内容は今も昔も同じです。
 
 今はどうなのか知りませんが、以前はお寺も日曜学校というのがあっていました。一度だけ本家に行った時、近くのお寺に従兄と行きました。天井に描かれた地獄絵図を説明していたようです。後にカソリックも土曜日に土曜学校というのがあるのを知りました。
 
 おじさんが初めて教会学校の先生をしていた頃から、ミッションスクール(キリスト教主義の学校)は義務出席でした。義務出席というのは、学校で教会学校に出席することが、授業の一環とされていることです。教会の側で、出席した生徒さんにカードにハンコを押します。
 
 そしてそれを学校に提出して、確認してもらうのです。(授業出席と同じように扱われます。)どこの教会に行くかは学校側が決めました。一応教会側が何人くらい受け入れられるか希望数を提出します。中学・高校両方から来ていたので、総数で20人以上になりました。
 
 内容は教会礼拝と分級(ホームルームのようなもの)です。当時は一般の中学・高校生と2つのミッションスクールから来ていたの、どのような内容にするか大変でした。聖書理解やゲームなどをしました。また老人ホームの慰問などもしました。
 
 その後10年くらい前に義務出席がなくなって教会学校にくる生徒さんも減少しました。今日も4人くらいです。義務出席の時はミッションスクールの先生も来ていました。こちらも本職は高校教師なので、説教を聞かれる時は相当緊張しました。
 
 もちろん、神学校に行ったわけではないアマチュアなので、説教がへたでも良いのですが、やはりメンツがあるので、頑張りました。「今日の説教はなかなか良かったよ。」と褒められるとうれしかったです。
 
 今は先生方もほとんど来ません。ミッションスクールはかっては、教頭・校長はクリスチャンでなければならないという規則があったそうですが、今はそれもなくなったそうです。私学は厳しい競争の時代なので、宗教教育よりそれ以外の分野の方が大切になったのかもしれません。
 
 宗教行事や聖書の勉強は今もあるようです。おじさんの教会でも以前教会学校の教師をされていた方も引退して、順次若い方がやるようになりました。日曜日に多くの行事があるので、なかなか生徒さんを集めるのは大変です。しかし、若い時に神様のことを知っておくのは、きっと将来役に立つことがあると思います。
 
 明日はのんびり過ごします。