新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

素人相場師の来週の株式相場予想

 今日は午前中は雨で、午後も降ったりやんだりでした。今日は孫のお遊戯会(生活発表会)があったので、皆で行きました。今ツマクマの妹さんが来られているので、義母も含めて4人でとなり街の保育園に見に行きました。
 
 隣町まで高速で1時間くらいです。お遊戯と楽器演奏です。4歳になったので、かなりしっかりした演技ができました。5才のクラスはさらに達者な演技ができます。団地の中の保育園なので大勢の人が見にきていました。
 
 遅い昼食をとっていると息子から電話があって、株式のことを聞かれました。どうも数か月前に買った株式が若干ですが利益がでたようです。それで売り時を聞いてきたのです。先週の値上がりで利益が出たようです。
 
 そこで今日は来週からの相場見通しについて書きたいと思います。(さらに長期予想も書きます。)今流れは下げ止まりに来ています。どんな場合でもひたすら下げ続けることはありません。古くはブラックマンデー最近ではリーマンショックなどありますが、大きく下げた後、また戻してきます。
 
 株のことわざでは、谷に深ければ山高し、あるいは山高ければ谷深しといいます。今回は大きく下げていました。原因としては震災もありますが、それ以上にヨーロッパやアメリカの財政問題がありました。
 
 ところで、最近取り上げられているテーマが実はインフレなのです。数か月前まではデフレ解消の論調ばかりりだったのが、スタグフレーションが話題になっています。スタグフレーションとは不況下の物価上昇です。日本以外の国ではインフレが問題になっています。
 
 中国などの新興国では、経済成長率の落ち込みを警戒して金融を緩和しつつあります。アメリカでも景気をささえるために金融緩和が考えられています。そうなると市中に出回る通貨が増えて、そのお金の行き先が問題になります。
 
 これまでは、新興国でしたが、新興国は経済成長が鈍りつつあります。中国の場合、輸出先のヨーロッパがあの財政危機で経済全体がダウンしています。アメリカは景気回復のきざしが見えます。そうなると、まず円高傾向から円安傾向へと向かうでしょう。
 
 今円は上げ止まっています。何かのきっかけで一気に80円台に突入する可能性もあります。そうなると気持ち的にも日本全体が明るくなるでしょう。さらには第三次補正予算も動き出します。金曜日は建設株の一部が値上がりしていました。
 
 また株式投資の流れとして、売り疲れ、買い疲れというのがあります。つまり投資家は売るばかり(空売りも含めて)だと飽きてくるというのです。短期売買であれば、ある程度売ると今度は買うことになります。とくに信用取引の場合、カラ売りした株を買い戻さなければなりません。
 
 今相場が上がり気味になっているので、さらに上昇する前に売っておいた株を買い戻す動きがでるでしょう。この数週間欧米の財政問題で一気に売りがでています。しかし、一段落したので、相場は上がり気味なのです。
 
 こう考えていくと、とりあえず大きな売りの材料はありません。それにボーナスシーズンとなって、これだけ株が下がったら、それ以上下がらないだろう、ちょっとやってみるかという人も出るはずです。(優良株が信じられない安さになっています。)
 
 このような要素を組み合わせて行くと、今回の下げ相場はとりあえず底打ちで、年末にかけてダウ9000円台を
目指す動きになると思います。ただ、8400円台で新規に株を購入した人は9000円台になったら、ひとまず利益確定で売るでしょうし、9000円台前半で買った人も、やれやれ株価も戻ったし様子見で(これを「やっとこ売り」と言います。)売る人もいます。
 
 ですから、まず12月の大納会までは上げ相場で、大発会から2月にかけて下げる可能性があります。もし、新年になっても上がりだすと、一気にダウ1万円台を目指す昇り相場になる可能性もあります。来年は辰年なので、辰にちなんだ動きをするかもしれません。
 
 株式相場だけは誰のも予想できません。もしできたら株で大儲けできるでしょう。相場は一種のギャンブルで、結果が出てみないと分からないものです。間違っても素人相場師のおじさんの意見を信じて投資をしてはいけません。投資は自己責任が原則です。
 
 明日は日曜日なので教会です。