新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今年1年を振り返る

 今日は午前中は晴れていたのですが、午後から曇ってきました。水曜日に次女の家に留守番と子守を兼ねて行ってきました。今日帰ってきてこれを書いています。
 
 次女の家では4歳の孫の保育園が休みなので、子守をしました。自然の多い公園が次女のマンションの近くにあります。そこが孫の遊び場です。落ち葉がたくさん落ちていて、誰かがそれを集めて積み上げていました。孫はそれをお風呂に見立てて、その中に前身を埋めてしまいます。
 
 次女の住む町は結構大きな都市なのですが、こんな自然もあるのです。池もあって、そこはどうも個人の私有地のようです。蓮の花がたくさん植わっていました。
 
 留守番の方は孫たち(もう一人の孫は小5)にご飯を食べさせたりします。おじさんが子供の頃母親が働いていたので、簡単な夕食くらい作れます。今回はカレーライスと野菜いため&マーボ豆腐&インスタントみそ汁でした。(これは2日間の夕食です。)昼食はスパゲッテイナポリタン風を作りました。
 
 これで大体おじさんの知っている料理は終わりなのです。後は冷凍餃子くらいです。さて、今日は年末なので、今年一年を振り返ってみます。
 
 今年前半は中国にいたので、日本を揺るがした東北大震災も日本の方ほどの衝撃はありませんでした。やはり、中国の報道だと言葉も分からないし、緊迫感も全然違います。おまけに新聞も読めないので、インターネットのサイトを見るくらいでした。
 
 日本に帰ってきたのは7月初旬です。管さんに対する非難の連続ばかりの記事です。大連立の話もあったのですが、いつの間にか消えてしまいました。消費税にTPP,それに社会保障改革、公務員制度改革選挙制度改革、デフレ対策、ヨーロッパの金融危機、おまけに北朝鮮問題など課題は山積みなのですが、総論賛成各論反対ばかりです。
 
 橋下人気もすごいですが、おじさんは余り信じていません。あるサイトで彼はポピュリストというより、アジテーター(扇動者)だと書いていましたが、おじさんも同意見です。敵をみつけ、ある一点(今回の選挙で言えば大阪都に賛成か反対か)で勝負に出るのです。
 
 じっくり議論するより、賛成か反対かで割り切るやり方は、小泉さんの選挙手段そっくりです。彼が言った通り自民党はぶっ壊れました。・・彼がぶっ壊したので、その後は格差が拡大し、人心が荒れた(自己責任の原則の流行)のは間違いないと思います(もちろん全く逆の考えの方もいますが、このブログはおじさんのひとりごとなので構わないのです。)
 
 今は橋下人気一色ですが、大体ブームはあっと言う間に過ぎてしまうと思います。なぜなら、彼のやり方では、前述した複雑な利害のからむ問題を解決することができないからです。聖書にも人は「しるしを求める」とあります。困難な時代ほど、目に見える形を求めるのです。ヒトラーも暴力で権力を握ったわけではありません。ユダヤ人を国民共通の敵とし、ワイマール体製を批判する(敵を外に求める)ことと、演説のうまさで大衆を魅了したのです。(このような比喩についても、意見があると思いますが、これもおじさんのひとりごとなので無視してください。)
 
 もう一つの思い出はヨーロッパ旅行です。アジアとは全く違った世界が広がりました。名所旧跡もよかったのですが(おじさんとしては、ブタペストの夜景が最高でした。)街並みや農村などを見ることができてよかったです。経済関連としては、各地に風力発電を行われていました。山間でなく、普通の平原のようなところに風力発電があるのです。
 
 経済で言えば株式の暴落特におじさんのファンドの中核をなす電力株の暴落が痛かったです。電力株の値段の回復は10年に渡って無理かもしれません。他の株式も大幅に下落しています。(輸出関連株が多いので)外貨預金も結構持っていたので、円高の損失も大きいです。とにかくおじさんの個人ファンド(株式・外貨ファンド・地方債・国債ファンドなどによって構成されます。)も膨大な評価損がでています。
 
 国債はファンドの形でも持っています。おじさんは今後、国債下落でこれ以上損失が膨らまないように、年明けにも売却する予定です。国債が下落するかについていろいろな意見がありますが、やはり個人の金融資産に近づいて国債発行高を見るにつけても、何かのきっかけで、金利上昇が考えられます。(国債価格の下落)
 
 当面お金が必要なわけではないのですが、今なら少し利益が積み上がっているので、とりあえず利益確定の売りをするつもりです。来年の見通しについては又書きます。
 
 今日は3年ぶりの紅白歌合戦を見て過ごします。読者の皆さんもよいお年を。