新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

大学院科目履修生になります。

今日は全国的に大荒れの天気との予報でしたが、おじさんの街も予報通り大変な天気でした。昨日の夜から激しい雨になり、朝まで続きました。その後1日中台風並みの強風が吹き荒れています。これを書いている時間も強風が吹いています。

 外国為替市場は円高に進んだようです。83円まで円安になったのですが、今日は一時81円台まで円高が進んだようです。日銀の金融緩和策も効果が切れたのかもしれません。円安に導くためには、たえまなく金融緩和策を打ち出さねばならないようです。

 そうなれば、市場にあふれたお金は、株式や不動産に向かい、またミニバブルになるかもしれません。株式が上がると国債などを売って、株式にお金をまわす動きがでるかもしれません。そうなれば、金利が上昇して大変だろうと思います。まあ日銀がそこまで金融緩和政策を続けるかどうか不明ですが。

 株式市況は円高のため下げ相場になりました。とりあえず日経平均が1万円を割らなければよいと思います。消費税問題もいよいよ国会での議論となりそうです。消費税については、又書きます。

 さて、昨日大学院の科目履修生の申し込みに行ってきました。今年は少し時間的余裕があるので、週に1日だけ勉強に行くことにしたのです。大学は同じ市内にあります。と言っても、車で1時間くらいかかります。科目履修生というのは、

 科目履修生とは、大学や大学院の特定の科目だけを履修(勉強すること)するのです。履修料は1単位1万5千円くらいです。大体1科目2単位が基準なので、1科目3万円というところです。2科目履修する予定なので、6万円かかります。この大学は入学金がいらないのでありがたいです。お稽古ごとでも、大人の場合月に5000円くらいかかるので、まあそれに近い金額だと思ってください。手続きも簡単です。大学によっては、授業担当者の許可がいるのですが、この大学では不要です。

 何を履修するかと言えば、今回は「日本社会経済研究」と「中国民族文化研究」の2科目です。前者は戦後日本の経済発展について勉強します。復興経済から高度成長、バブル経済とその崩壊、さらに低成長に至る過程を勉強するのです。戦後を生きてきたおじさんとしては、自分が生きた時代の経済の動きを学問的に勉強したいと思ったのです。

 「中国民族文化研究」は中国の少数民族の文化を研究します。おじさんは、中国西南部に住んでいたので、少数民族についてとても関心があります。学生さんにも少数民族出身の人がいました。また雲南・四川・貴州・湖南各省の他に今新聞で話題になっている重慶市も行ったことがあります。

 そこで多くの少数民族とその文化を見ました。それでそのような少数民族の文化を勉強したいと思ったのです。一番勉強したかったのは、「現代中国政治史研究」と「現代中国経済研究」だったのです。3年間の中国滞在で考えたことを学問的に整理したかったのです。

 ところが前者は2学期開講だったので、あきらめました。後者は1学期開講なのですが、マクロ経済学や経済統計学についての予備知識が求められるとシラバスに書いてありました。おじさんはミクロ経済学を勉強したのですが、グラフや数式がさっぱり理解できませんでした。

 現代経済学は数式やグラフが理解できないと勉強できないのです。それであきらめました。開講時間が悩みです。「日本社会経済研究」は2時半くらいから4時まででよいのですが、一番勉強したい「中国民族文化研究」が午後7時半から9時までなのです。

 おじさんの行く大学院は、昼夜開講制です。どちらかと言うと社会人向けで、夜間開講科目が多いのです。、夜間それも授業終了が9時近くなるので、大学院生がどれだけ受講するか不明です。もし希望者がないとその科目は不成立となります。そうなったら、また別の科目をさがさなければなりません。

 その時は「教育制度研究」を考えています。こちらは、おじさんが大学院在学中に勉強した内容に近いからです。こちらも不成立なら、また別の科目を考えます。もうひとつ問題なのは、大学構内に駐車できないことです。別の大学に聴講に行った時は、夜間の学生は大学構内に駐車できました。

 おじさんの行く大学は校内が狭いので、科目履修生は駐車できないそうです。コインパーキングを見つけたので、そこに駐車するしかなさそうです。それと夜が遅いので、帰りは一般道ではなく高速で帰らなければなりません。その代金もかかりそうです。

 何をするにしてもお金がかかります。年金生活になって時間はあるのですが、お金がないので困ります。明日はのんびり過ごします。