新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

竹の子掘り体験記

今日は午前中は曇り空で、午後から少し雨が降ってきました。夜には本格的な雨になりそうです。株価は相変わらず下げています。このままでは、以前の値上がりは何だったのかということになります。上げ相場を狙って新規参入した投資家は、損をしていると思います。

 さて、このところ難しい話ばかり書いているので、今日はお気軽な話です。朝起きたら突然ツマクマが、竹の子掘りに行こうと言い出しました。別荘の近くには竹藪があって、いくらでも竹の子が掘れました。しかし、今住んでいるところは地方都市とはいえ市街地なので、竹の子などありません。

 そこで、車で30分くらい離れた山に竹の子を掘りに行くことにしました。山には自然遊歩道があって、10年くらい前行ったことがあります。その時遊歩道の途中に竹藪があって、竹の子が掘れたのです。

 10年ぶりにその山に行きました。午後から雨という予想だったので、9時過ぎに家を出ました。山頂についたのは10時ちょっと前です。山頂から遊歩道まで細い道を車で進みました。途中霊園があって、駐車できそうだったので、そこで駐車しました。

 実はもう少し先に、高圧電線の関連施設があって、そこまで車で行けました。その先は歩くしかありません。遊歩道なので当然登り坂です。1キロくらい先に山頂があって、その近くで竹の子が掘れました。最近では、個人の所有の竹藪は立ち入り禁止が徹底しています。

 おじさんたちが掘ったところは、市の所有の持ち山です。遊歩道を作ることができたのも、市の所有地だったからです。誰でも入れるので、ライバルも多く、今日も竹の子掘りの鍬を担いだ人が何人も山に登っていました。

 結果について書きます。実はまだ竹の子の成長は進んでいいませんでした。積った落ち葉の下にちょっとだけ頭を出した状態です。おじさんは、こういう状態の竹の子を見つけるのが苦手なので、見つけることはできませんでした。

 しかし、さすがツマクマ、2個も発見しました。ツマクマはイノシシ年の生まれです。イノシシは竹の子が大好きなので(牙で地面を掘るのだそうです。)上手に見つけることができのも納得です。ちなみにおじさんは、ネズミ年なので、竹の子の発見には向いていません。

 収穫は2個かと言うとそうではありません。遊歩道を散歩していた人が、自分が探してあげようと言ってくださって、2個も発見してくれました。もちろん、お礼を言ってすぐ掘りました。ツマクマも別のところで、竹の子掘りの人から、3個くらい貰ったそうです。

 この辺りはまだ田舎なのでそんな親切な人もいるのです。ついでに腐葉土も取って帰りました。疲れたので、これで終わりにしてふもとの街で野菜などを買いました。ふもとの街は以前は栄えていたのですが、今ではすっかり寂れています。おいしい出雲そばのお店があるので、そこへ行くとお休みでした。

 仕方がないので、もうひとつのそば屋さんで昼食です。ここのそば屋さんはそばつゆがとても甘いのです。どうもそれが売りのようです。東日本の人には甘すぎてだめかもしれません。こうして今日も何となく終わりました。4月の中旬には雨後のタケノコ状態になるので、その時もう一度行くつもりです。

 明日は、銀行回りや散髪などをして過ごします。