新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

ブログについて考える。

今日は朝から雨でした。おまけに風も強かったです。前日からツマクマと子供たちが山菜とりに行っていたので、今日は一日家で過ごしました。

 連休とは言え前半は特別なことはありません。連休後半はちょっと忙しいのでブログはお休みです。

 ところで、ブログについて少し思うことがあったので、ブログについて書きます。おじさんのブログもまもなく書き始めて8年目になります。最初はFC2ブログを使っていました。4年くらい使っていましたが、中国に行ってFC2ブログが使えなくなり、ヤフーブログに切り替えました。(ある人の意見では、FC2ブログはアダルトサイトがあるから繋がらなくなったと言っていました。)

 それも中国では使えない時代がありました。帰国してからは毎日基本的に書いています。FC2ブログの頃は、学校での出来事や時事問題を書いていました。中国に行ってからは中国の報告です。こちらに帰ってからは、また政治や経済の問題を書いています。

 こちらに帰ってきてからは、他のブログサイトも見るようになりました。今見ているのは、ヤフーブログ、アゴラ、ブロゴスです。コメントがつくものとしては、JBプレスというのも見ています。ブログサイトにも特徴があるようです。ヤフーブログは全くフリーで、内容も玉石混交です。おじさんの印象では、FC2ブログの利用者の方が客筋が良かった気がします。
 
 ヤフーブログは、おもしろいサイトもありますが、他の記事を貼りつけただけだったり、極端な意見のブログや感情的としか思えないブログも多いです。おじさんは、政治・経済のブログを中心に見るのでそうかもしれません。次第にブログの名前で内容が分かるようになりました。

 アゴラは、書き手が大体固定しているようです。読んでいてなるほどと思うものもあります。こちらもやはり極端な意見もあります。ヤフーブログは完全に匿名なので、玉石混交なのですが、アゴラは実名なので、ある程度内容も精選されているようです。ただ書き手が固定化されているようで、書き手の名前を見ただけで内容が想像できるようになりました。

 特徴は反原発運動に批判的な点です。他のブログが反原発の立場なので目立っています。もちろんコメントは反原発の立場からの意見が多いです。またネット社会に関する記事も多いです。

 ブロゴスは様々なブログから記事を集めているようです。内容は多様でおもしろいです。ところが、それに対するコメントが感情的でそれが問題です。コメントを書く人の傾向がだんだんわかってくると、コメントを読むのがいやになります。記事を読んだだけで、どのようなコメントが書かれているか予想がつくようになりました。

 国内問題でも意見が分かれやすい問題については多くの意見がでます。(雇用問題や財政問題、国内政治問題など)ところが、シリア問題やヨーロッパの経済危機、ヨーロッパの選挙などの国際問題ではほとんどコメントがありません。読者も内向きなのでしょう。

 ブロゴスは政治、経済が中心からなのか、圧倒的に男性と思われる読者のコメントが多いです。コメントの内容から考えて、高齢者はどうも少なそうです。高齢者がインターネットを毎日開き、それからブログを熱心に読んでいるとも考えられません。それに都市在住者が多いのではと思います。(地方よりネット利用者は都市の方が多いと思われるからです。)

 ブログの意見を書くためには、かなりの知識も必要です。政治や経済に関心の少ない女性や仕事の忙しい人、ゲームが大好きな若者で時間のない人がブログのコメントを書くことはないようです。ですから、ブログの書き手も読者もある程度の片寄があるので、意見を見る時その点を考慮する必要があるかもしれません。

 投票に行くのは若者より高齢者が多いし、男性より女性が多いし、都市より地方の方が多いし、現在の選挙制度は地方の方が都市より有利になっているので、ブログの意見とは違った選挙結果がでるのは当然かもしれません。

 明日は今週の授業の準備をします。