新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

教会創立記念日礼拝について

今日も午前中から薄曇りです。近くの小学校では運動会があっています。末っ子が卒業してすでに16年くらい経過しました。一時小学生が大幅に減少したのですが、最近マンションやアパートが次々に建って、小学生も増えたようです。

 さて今日は日曜日なので教会です。今日は順番で司式の仕事がありました。司式は以前書いたように、いわゆる司会です。式を司る者なので、司式者と言っています。

 ところで、教会には大きな記念日があります。教会独自のものと、教会歴に決められたものです。クリスマスやイースターは教会歴によるものです。教会創立記念日は、教会ごとに異なります。今年は教会創立41周年目です。去年はおじさんは中国にいて出席しませんでしたが、40周年目でした。

 去年はそれで、前々牧師と前牧師が2週間に渡って記念日礼拝を行ったそうです。おじさんが現在の教会に来たのは今住んでいる家を建ててすぐのことでした。近くを散歩していると偶然この教会のことを書いたビラを見つけたのです。

 今住んでいる家のすぐ近くだったので、行くようになりました。今の教会は創立当初はカソリック教会の一室を借りて礼拝をおこなったそうです。その後おじさんが行き始めた頃は、民家を購入して礼拝していました。最初牧師夫妻と数人で教会を始めたそうです。

 お金は銀行から借りたそうです。おじさんが行き始めた頃は取りあえず借金は返していたようです。その民家で牧師夫妻は塾をしながら生計を立てて伝道をしていました。キリスト教会ではそれを開拓伝道と言います。何もないところから教会を作ることです。

 おじさんが加わった頃から、本格的な教会建設が始まりました。まず土地の購入です。新しく開発した団地の3区画分を購入しました。簡単に言えば会堂に1区画分、牧師館に1区画分、駐車場に1区画分です。おかげで他の教会よりかなり広い駐車場を確保することができました。

 そこにプレハブの教会を立てて日曜日はそちらで礼拝をするようになりました。それを契機に伝道所から教会に代わりました。伝道所は、独立の宗教法人ではなく、教団所属ということになります。独立した宗教法人となると教会になるのです。

 教団では規模の小さな教会は2種教会と言います。それになりました。その後規模が大きくなったので、1種教会になりました。教会堂と牧師館の建設で8000万円以上かかりました。土地購入の費用まで含めれば1億円以上かかったと思います。創立30周年くらいで何とか借金を返済することができました。

 その後教会墓地を建設して、教会の大きな施設建設は終わりです。6年くらい前に全ての借金を返済し終えました。ただ、このところのデフレ不況と高齢化でおじさんの教会の財政も厳しいです。現在は70数人の会員で、財政規模は900万円ちょっとです。

 現在の日本基督教団の地方教会としては大規模な方です。もちろん、東京、大阪などには財政規模2000万円と言った教会もありますが、県庁所在地以外では大規模な方だと思います。おじさんが行った当時の役員さんは皆亡くなりました。

 役員(現在は長老と呼んでいます。)経験としてはおじさんが今一番古株です。30代くらいで役員になり、50代までは教会建設と借金の返済で過ごしました。60代になって中国に行っている間の4年間だけお休みしました。今年の4月からまた長老をやっています。

 今のところ教会建設に関して問題がないので安心です。教会を建設して20年経過するので、これからまた色々問題が起こりそうです。明日は中間考査の問題作りです。