新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

教会学校説教案ー思い悩むな

今日は午前中も午後も雨が降ったりやんだりでした。時にはひどく降りました。今はやんでいます。夜から明日にかけても雨のようです。本格的な梅雨に入ったようです。

 明日はいよいよギリシャの総選挙です。結果次第ではユーロ離脱に大きな影響があると思います。また、来週は原発再稼働や増税など日本の政局も大きく動きそうです。増税民主党に大勢の反対者がでれば、処分問題をきっかけに分裂したり、野党の不信任案を引き出して、可決総辞職あるいは総選挙ということになるかもしれません。

 案外増税案が成立し、それをきっかけに7月総選挙ということも考えられます。もし野田総理がこれを乗り越えたら、来年の前半まで政権を担当して春に解散ということになるかもそれません。政治は一寸先は闇なので何がおこるか分かりません。

 明日からまた忙しくなりそうなので、今日は土曜日ですが教会ネタで書きます。このところ日曜日には聖書を題材にしてブログを書いています。明日は月に1回の中高生向けの説教があります。今はテキストに従ってやっています。テキストは日本基督教団の福音連合と言われる福音派の雑誌です。

 信仰を重視する福音派と社会活動を重視する社会派とが日本基督教団の教会にはあります。教会と言うより牧師の考え方です。おじさんの教会は福音派なのです。

 ところで、今日は準備した案はマタイ福音書6章25節から34節までの「思い悩むな」です。現代だけでなく、どの時代でも人間は思い悩む存在なのです。思い悩むのは人間だけとも言えます。聖書では何を食べようか何を着ようか思い悩むなというのです。もちろん、何を食べるか何を着るかは命を維持したり、体を保護したりするために必要なものです。

 しかし、人間はしばしば本末転倒になると言うのです。本である命や体より末である食べ物や着物に目が行ってしまうのです。野の花や鳥は何もしなくても神様から守られていると言うのです。つまりあなたにとって一番頼りになるのは何ですかとキリストイエスは問うているのです。

 自分自身ですか、それとも神様ですかと言うのです。神様はあなたに必要なものを全て知っておられて、あなたのために備えて下さっているとします。問題はそれを信じることができるかどうかです。信じられなければ、無限に思い悩まなければなりません。

 人間に必要なのは「神の国と神の義」なのだと言います。つまり神様を第一にしなさいと言うのです。それができるなら「明日のことで思い悩む」ことはなくなります。今日一日だけ必死に生きればよいのです。「明日の事は明日自らが思い悩む。その日の苦労はその日だけで十分である。」とします。

 文語訳では「今日一日の苦労は一日で足れり。」とするのです。難しい話は別にして、「その日の苦労はその日だけで十分であるという」という言葉は味わいのある言葉だと思います。

 明日は教会です。夏の教会内の大掃除があります。