前途多難な国際政治
今日は午前中は強い雨でしたが、午後からは小雨になりました。昨日は一日中強い雨でした。台風の方も何とか通り過ぎてくれそうです。ただ次の台風も来るようですから、今週中はどうなるか心配です。
日曜日の午後からは又別荘の手入れです。月1回は行かないとすぐにジャングル状態になるので、今月も行ってきました。作物の収穫の必要もあったのです。前回は玉ねぎで、今回はじゃがいもと大根が中心です。大根は今回結構立派なものが取れました。
と言っても仕事ができたのは日曜日だけで、月曜日は一日雨だったので、温泉に行きました。以前はフェリーでしか行けなかった島に橋ができたので、初めて行ってみました。歴史的にも有名な島で、結構楽しかったです。でも、行きつけの古びた温泉がつぶれていました。40年以上前から操業していたようですが、古くなって新築するには経費がかかるので廃業したと思います。
別荘にはテレビがないので、昨日の相場を見ることができませんでした。昨日は値上がりしたようですが、今日すでに値下がりに転じていました。ギリシャのことも今日の新聞を読んで知りました。
さて、国内外で政治が微妙なところに来ているようです。これからの半年は大きな動きがあると思います。世界中が大きく変化しようとしています。その行き先は全く不明です。今日は国際情勢について書きます。アジア情勢では、ミャンマーで大きな動きがありました。民主化が進んでいるようです。
と言ってもスムースに民主化が進むか疑問なところです。経済界では一斉にミャンマーへ拠点を移しつつあります。今はバスに乗り遅れるなの状態です。物事は急いては事を仕損じるという諺もあります。余りのめり込むと怖い気もします。もちろん、先んじれば人を制すとも言いますからどちらが良いか不明です。
中国も一時の勢いがないようです。重慶の問題もあれ以上問題を広げないようです。中国は満身創痍なのに、とりあえず、熱さましで押さえている状態です。どこかで火の手が上がると、どこまで広がるか分からない状態なので、重慶の問題でもまず火が広がらないようにしているようです。経済成長についても、世界的な景気後退の影響を受けているようです。
ヨーロッパ情勢については取りあえず、ギリシャのユーロ離脱はなさそうです。と言ってもスペインはまだまだ時限爆弾を抱えています。無事危機を乗り越えても簡単にユーロ圏が安定するとは限らないようです。こんな不安定な状態が今年いっぱい続きそうです。
おじさんが注目しているのは、中東情勢です。日本から離れているので余りブログなどでは関心がないようですが、エジプト情勢は注目に値します。大統領選挙ではイスラム派が当選したようです。中東最大の国ですから、ここがどうなるかは注目しなければなりません。国会議員選挙については、無効宣言が出たようです。再選挙となるとまた混乱が起こりそうです。
エジプトの場合、イスラム派と言ってもイスラム同胞団と言って社会福祉にも関わっているようです。しかし、中東は庶民レベルではやはりイスラム厳格派が根強いようです。こうなると世俗派の軍は黙っていないと思います。中東は政治変動があると必ずイスラム派が全面に出ます。
アルジェリアの場合もそうでした。それが軍と衝突して動乱となりました。アルジェリアの場合は、結局世俗派が勝利したようです。エジプトの場合、イスラエルとの問題もあります。もし、エジプトが反イスラエルとなると中東情勢は緊迫します。
シリアももし反政府運動が勝利すれば間違いなくイスラム派になるでしょう。今の政権は世俗派なのです。アラブの春は別の面で言えばイスラム派が力を増すという側面もあるのです。イスラム派は反ヨーロッパの側面も持っています。中東が石油を握っている限り政治変動は日本にも大きな影響を与えます。
アメリカも大統領選挙の結果がどうなるか全く不明です。もし共和党が政権を握れば保護主義になる可能性もあります。ただ日本については、以前ほどアメリカの政権は関心がないようです。やはり貿易相手国として中国を重視しているようです。基地問題でもどのような展開になるか不明です。
特に政権交代が確実視されている現在、アメリカはその動向を注視していると思います。もし再び自公政権になった場合、基地問題をどうするのか注目されます。現在では沖縄の基地問題はこじれにこじれているので、例え自公政権に戻っても簡単に解決するとは思えないようです。
国内政治も前途多難です。またこれについても書きます。明日は授業です。
