新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

接待の思い出

今日は暑い1日でした。昨日までの雨もやんで梅雨の晴れ間と言ったところです。明日からはまた大雨になりそうです。今日は1日授業でした。授業評価のアンケートせねばならず、実施しました。ほとんどは分かりやすいと好評だったのですが、いくつか手厳しい意見もありました。

 自分に嬉しい評価ばかりでないのは分かっているのですが、手厳しい意見を見るとちょっと落ち込みます。でもそこはめげずに又頑張ります。

 政局はいよいよ大詰めです。何であれ、今回が解散前の大勝負でしょう。もし増税案可決までこぎつければ野田首相はよくがんばったと思います。民主党の前任二人は前評判の割には成果が出せなかったので、それほど事前に評価されなかった野田首相は、すごいと思います。

 さて今日はおじさんがいつも読んでいる週刊ダイヤモンドに「ニホンの接待」が特集されていました。地方公務員それも県立高校に長い間勤務したおじさんにもいくつかの接待の思い出があります。

 接待はされる側とする側に分かれます。業者関係の接待を受けたりすることはもちろんありません。おじさんの場合はちょっと特殊なケースなのです。実は随分前に勤務したある高校は地域全体(県外)でネットワークを作っていました。各県持ち回りで研究会などを実施していたのです。

 その関係でおじさんも何度か他県の高校を訪問しました。もちろんおじさんの高校も訪問を引き受けてきました。その思い出を書きます。一番すごかったのは、その県でトップの高校が研究会の開催を引き受けた時です。何と屋形船を借り切って接待をしてくれました。

 一介の高校教師が受けた接待では最高レベルです。屋形船は川をゆっくり下ってその間が宴会です。もちろん会費は払いますが、とてもそんな会費では足らないレベルです。その県の先生に話を聞くと、県下一の高校だから接待もそれに恥じないようにやるとのことでした。

 別の県は一次会は普通の宴会でしたが、二次会がすごかったです。二次会は大きなスナックを借り切ってやりました。参加したメンバーは30人くらいですから、スナックの大きさも分かると思います。

 おじさんの勤務する高校の場合はホテルでやりました。宿泊先と異なっていたので、帰りのバスの手配もしました。おじさんはその頃庶務主任だったので、宿泊先の確保から部屋割までやりました。おじさんの高校はそんなに予算がないのでそこそこでした。

 それぞれの県で焼酎の好みがあるので、イモ・麦・米と揃えました。イモを好む県の先生はイモ焼酎しか飲まないし、米を好む県の先生は米焼酎です。

 民間企業の方ならゴルフの接待とかバーでの接待とかキャバレーなどと言った豪華な接待があるのでしょうが、所詮地方の高校教師たちですから、たかがしれています。もちろんその高校以外の高校では接待は一切ありませんでした。(受けることもすることも)

 明日は大学なのでブログはお休みです。