郷土史講座の野外見学会
今日はにわか雨が降ったりして、不安定な天気でした。昨日書いたように郷土史講座の野外見学会へ行きました。7月から8月にかけてあった講座です。日曜日から忙しくなるので、取りあえず今日書くことにしました。
おじさんの街は、市内で昔の国が分かれているのです。国が違うということは、文化も違います。言語(方言)も違います。と言っても同じ国でも方言は大きく異なります。おじさんの住む市などは、同じ国に属する県庁所在地(ここにお城がありました。)と方言が異なっています。
それだけでなく、県庁所在地で使っている方言を使うこともできません。ここで言う国とは、武蔵の国とか駿河の国というそれです。
まず繁華街にあるJRの駅に集合です。そこで観光バス2台に分乗しました。以前参加者が少ないような話だったので、1台かと思ったら2台でした。全部で70人以上の人が参加したようです。ガイドさんはなしで、講座の世話係の人が全てこなしました。
参加者は平均年齢70歳くらいです。全体としては男性が多かったようです。まあ古墳や歴史資料館を若い方が見学に行ったりはしないでしょうね。参加費は3000円で、バス代、弁当代、飲み物代、入場料込みです。弁当は思っていた以上においしかったです。おもしろかったのは、昼食時にペットボトルのお茶の他に冷えた缶ビールが出たことです。
地方史講座は一応市の後援を受けているのですが、粋なはからいでした。様々なバスツアーに参加しましたが、昼食に全員缶ビールそれも冷えたのが出たのは初めてです。個人が昼食の時に注文するのは普通ですが。
行ったのは、古墳や各地の歴史資料館、それに国分寺跡と国府跡です。それにかって、藩校で今は県立高校になっているところにも行きました。藩校の多くはその地方の県立高校に繋がっていることが多いです。○○館高校というと大体が旧藩校です。
この高校には明治の頃の講堂が保存されていました。今でもPTA総会などに使っているようです。県内の現存する教育施設では一番古いものなのだそうです。また旧制中学時代の門も保存されていました。この高校は県下でも3番目に古い高校です。
国分寺跡には3重の塔が立っていました。最近修復をしたそうです。普通だと中に入れないのですが、今回は講座のツアーなので入ることができました。この点がツアーのいいところです。
9時に出発して元の駅についたのは5時過ぎです。結構大変だったのですが、楽しかったです。明日から忙しいので、今日書くことにしました。火曜日くらいまで忙しいのでブログもお休みです。