新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

最近の海外の動き

今日も晴天でした。朝もそんなに寒くなかったです。昨日何とか試験問題を作り上げたので、気持ちも楽です。午前中は家の仕事のお手伝いで終わりました。

 午後はのんびり過ごしています。株式市況は今日はさすがに下落です。円安傾向はまだ続いています。マスコミ等の世論はアベノミックスに危険性を感じています。まあハイパーインフレにはならないとは思いますが、本当に今しゃべっていることを実行するのか気がかりです。

 安倍さんが経済の専門家とは思えないので、マスコミに登場するインフレ推進派の意見を取り入れているのでしょう。しかし、どう考えてもじゃぶじゃぶお金を市場に供給したらデフレが解消し、円安になるとは思えないのですが。まあ皆さんが選挙で自分の意見を表明するのですから、ここでぼやいても仕方ないです。

 ところで、最近海外の動きが気になります。今最大の話題はイスラエルガザ地区攻撃です。それまでイスラエルがイランを爆撃すると思われたのですが、今矛先はガザ地区に向いています。地上進行も考えているようです。

 中東全体としては、親米勢力が後退しました。最大の盟友であったエジプトも政権交代がありました。マスコミの報道では、イスラエルの選挙に向けて強硬姿勢を見せているとのことでした。

 アメリカもシェルガスなどで、原油の中東依存が減少したので、親イスラエル傾向を強めると思います。アメリカの気持ちは今存在感が大きくなりつつある中国へ向いていると思います。中東で現在イスラエルに対抗できる勢力はなさそうです。シリアもさっぱりです。トルコも以前ほどの力がありません。イランは経済制裁で弱っています。

 ヨーロッパに金融危機はとりあえず一段落のようです。大きな動きは見られません。今年いっぱいは何とか平穏に過ぎていくようです。しかし、いつまた再熱するか不明です。ドイツの支援姿勢次第だろうと思います。

 アジアではやっと日中韓で雪解けの気配が見えました。この三国のFTA交渉が再開されるようです。外交は何をきっかけにしても良いのですが、取りあえず話し合いの場を持つことが大切です。戦前の国民政府を相手にせずなどと言う声明を出して交渉を遮断したことがありました。

 また国際連盟脱退のような孤立政策をとったこともあります。外交はもちろん相手があってのことなので、これを交流再開の手掛かりとしてもらいたいです。ただ中韓が連携して日本の軍国主義非難をしていました。中韓が連合することは避けねばなりません。

 敵の敵を味方なので、最近は北朝鮮が対日交渉に動いているようです。北朝鮮としても、ここで日本に接近すれば、対韓対中への対抗策になります。中韓両国への牽制の意味もあると思います。日本としてはこの北朝鮮カードを使うことも必要ではないでしょうか。

 同様にロシアも一時に比べて対日姿勢を弱めています。これも同様でしょう。ここで中国韓国と共同して日本を叩くより、恩を売った方が良いと考えているのでしょう。

 日本が本格的な外交に乗り出すのは総選挙後でしょう。しかし、各国は日本の政権の継続性に注目していると思います。アベノミックスで失敗すれば、あっと言う間に首相交代ということになるでしょう。そうなれば次は石破さんと言うことになるのでしょうか。

 全ては総選挙の結果待ちです。明日は授業です。明日からしばらくブログはお休みです。