新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

石破さんの演説を聞いての感想

今日は朝から曇り空です。午後には雨になるという話です。今日は午前中は散髪に行ったり、水虫の薬をもらいに行ったり、中国時代に指導した学生さん(現在日本の大学院の学生)の相談にのったりしました。

 もうすぐしたら、お客さんが来るので今急いでこれを書いています。夕方からは、先述した学生さんに関する書類(研究計画書など)を読まなければなりません。

 今日は午前中は株式市況は下落傾向でしたが、現在のところ持ち直しています。新聞でも自公の大勝利が報道されて、安心買いが入ったのでしょう。月曜日以降の市況が注目されるところです。

 ところで先日偶然石破さんの演説を聞きました。別の街へ行っていたら偶然出会ったのです。麻生さんが総理大臣の時も出会いました。その時は大変な人だかりで道路が渋滞して大変でした。今回は1ブロックくらいしか聴衆はいませんでした。

 おじさんは聞くともなく聞きながらバスターミナルに行ったのですが、聴衆はほとんど支持者で一塊になっていました。一般の聴衆はほとんどいません。なぜなら一般の人は、支持者が固まっている中で聞いたりはしないからです。それに見ていると、ほとんどの通行人は石破さんの顔も見ずに通り過ぎていました。

 一言で言えば皆さめていたということです。石破さんが声を上げて色々主張してもヤジも相の手の拍手もありません。みな淡々と聞くだけです。もちろんおじさんの選挙区でも自民党の候補が優勢です。まあ運動しなくても結果が分かっているので白けているのでしょう。

 ところで石破さんの演説でおもしろかったところを書きます。一つは自民党は議員のための党ではなく、国民のための党だというくだりです。おやおや総裁選挙で地方の票は圧倒的に御自分だったのに、議員の票で敗れたのはどなただったのでしょうと思いました。

 国会議員が地方の人々(国民の大部分だと思いますが)の言うことを受け入れたら、石破さんは幹事長でなく総裁だったのでしょう。次は民主党にはこれまでの政策に対する反省がないというくだりです。今原発事故で福島の人は大変なのですが、過去の自民党原発推進政策には反省するところがないのでしょうか。

 尖閣列島問題でも過去自民党は何もしてこなかったはずです。1000兆円の赤字財政も3年間の民主党政権の責任だけではないでしょう。失われた20年のうち17年は自民党政権だったはずです。官僚支配も政財官のトライアングルからでたものです。これも自民党政権が生みだしたものです。

 最後に第三極については徹底的に攻撃していました。おやおや夏ごろまで現総裁の安倍さんは維新の会との連携を主張していたのではないのですか。また総選挙後あんなに第三極を批判したのに都合のよい部分だけ法案を通すため連立を組むのでしょうか。

 まあ政治家の演説というものはそんなものなのでしょう。今回ほど結果が明らかな選挙は珍しいので選挙速報も見る必要はありません。これまでいつも選挙当日の夜は選挙速報を見るため遅くまで起きていたのですが、今回は10時か11時には寝れそうです。

 明日は娘と孫が帰ってくるので忙しくなりそうです。