新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おじさんの持ち株状況ー今回の株価上昇の影響

今日は午前中曇り空でしたが、午後から晴れてきました。株価はうなぎ昇りです。とうとう今日は今年最高の上げ幅を記録しました。この調子で行くと大納会には12000円台まで行くかもしれません。

 今日本屋さんに行くと四季報が山のように積まれていました。それを見ている人が何人かいました。株価が上昇すると途端にこんな現象がみられます。2ケ月くらい前に株を買った人はかなり値上がりしているはずです。それに今の株価ならまだ買おうという人も多いと思います。

 インフレになるなら不動産か株というのが常識ですからインフレが具体化する前に買いが入るでしょう。おじさんの持ち株の一部も1年ぶりくらいで買値を超えました。他の株式はまだまだです。最大の株数を誇る電力株は残念ながらダメです。

 原発の再稼働が話題になったのは一時のことで、やはりそう簡単に再稼働はできないと認識されたようです。電力株は資産株とまで言われたのですが、原発停止以来さっぱりです。当分は業績が回復する見込みはなさそうです。公共投資が叫ばれているので、
 
 建設株はまだまだ値上がりするようです。おじさんの持ち株の一部に建設株もあります。何とか買値に近づいています。それでもまだまだ値下がりしています。株式市況が活況化すれば証券会社の株も値上がりしそうです。

 おじさんは証券会社の株も持っているのでこちらも注目です。こちらももう少しで買値に到達します。全然だめなのが鉄鋼関連です。こちらは中国の景気が最高潮な頃にかったので、株価は三分の一以下です。今回の相場の値上がりにも余り反応していません。

 鉄鋼関連株は王様乞食と言われるほどトン当たりの単価が影響します。需要家さんの業績次第なので、鉄鋼会社の営業努力で解決するものではありません。まして社員の親類縁者に売り込んだり、ボーナスの代わりに現物支給というのも無理です。ですから鉄鋼相場が戻らないと何を言っても無理なのです。

 今は中国での鉄鋼生産が過剰になっているし、アメリカ経済もまだ復調していないしでさっぱりです。ただ巨大な装置型産業なので倒産ということはありません。もちろん合併はありますが。今考えているのは、来月あたり買い増そうかと思っています。

 高値で買っても安い値段で買い増せば平均株価が下がるからです。電機関連企業もさっぱりです。これはまだ電機産業が景気が良かった頃買ったので買値が高いです。パナソニックソニー・シャープと業績がさっぱりですが、おじさんの持ち株も同様です。

 日本の電機関連産業は将来復活する可能性が低そうなのでこちらは道続けるしかなさそうです。無配転落なのでせめて復配だけでもしてくれたらと思います。

 内需専門の食品株も余り値上がりしていません。株主優待を期待して買いました。現在の相場のテーマが金融緩和・円安・公共事業・株価高騰ですから、このテーマ以外の株式は余り相場の値上がりに関係していないようです。

 ただ相場は話題になったところが天井で初心者がボーナスを増やそうと株式を買い始めた頃は売りが始まります。買った瞬間から値下がりするということは当たり前です。この所の株式の値上がりで初心者を呼び込んで、以前に買っていた株を売るというのがベテラン投資家のいつもの手なのです。

 投資は自己責任が原則なのでおじさんの意見は無視してください。明日はまた色々忙しそうです。