新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

今年の政治予想

 昨日から長女夫婦が来ていました。それで昨日はブログを書けませんでした。昨日は朝はこの冬一番の雪でした。うっすらとですが積りました。その後は晴れて溶けてしまいました。
 
 今日は午前中は曇りでしたが、午後から晴れてきました。自動車が故障中(パンク)なので外にでることができません。それに自動車の修理工場が月曜日まで開かないので今週は遠出ができません。
 
 さて正月も二日ですから、今年の政治予想でも書いてみたいと思います。今話題のアベノミックスについては明日今年の経済予想で書きます。アベノミックスに並んで大きなテーマは原発再稼働です。これも経済と大きな関係がありますが、同時にこれからのエネルギー政策とかかわってきます。
 
 また安倍さんが願う自衛隊国防軍化さらには核武装にとっても原発の前面停止は考えられないでしょう。その点は次の首相候補の石破さんも同様です。もちろん国防軍核武装論議はもっと先最低でも参議院選挙後ということになるでしょう。
 
 しかし、安倍政権はこのままどんどん原発停止が既成事実化することは食い止めると思います。経済とからめて原発再稼働こそが経済再建の近道と主張するかもしれません。
 
 その他の政策についても民主党の政策をオセロゲームのようにひっくり返していくでしょう。公務員改革もひと休みでしょう。自民党が元の日本を取り戻すなら官僚の強力が絶対に必要だからです。公共事業拡大には国債の発行が必要ですし、そうなれば財務省の協力も必要です。
 
 アメリカとの同盟関係の強化は必至でしょう。ただその場合TPPとのからみが出てくるので、農業団体及び農業系議員の反対をどうするかです。参議院議員選挙までTPP参加を引き伸ばせばその間にどんどん色々なことが決まり日本が参加すると言っても不利になるでしょう。
 
 韓国・中国とのFTAを組もうとすれば、反韓・反中意識が強い議員が多い自民党内で難しいことになるでしょう。アベノミックスは積極財政ですから、これまでの赤字財政をどうするのかの問題も積み残されるでしょう。党内には赤字財政削減を主張する人達も多いのでこの問題は折々出てくるはずです。
 
 結局今年の政局はアベノミックス次第ということになるでしょう。円安・株高になって金利は余り上昇しないと言うことになれば成功でしょう。円安が90円を超えるかも一つの節目です。株式相場で言えば12000円台まで行くかです。ただ安倍さんが言うようなインフレ目標率に短期間で到達することは難しいでしょう。それに明日書きますが、節分天井ということばがあるように、しばしば年初は高値で始まった株式相場が節分の頃に下がるのです。
 
 とりあえずはおじさんにとってはお手並み拝見と言うところです。今日のニュースではアメリカの財政の崖はひとまず回避ということのようです。正月明けの来週からいよいよ自民党政権が動き始めます。さてさて今年はどうなることやら。
 
 明日は近くの神社でも行ってみるつもりです。