今年の経済予想
今日は曇ったり晴れたりの天気でした。それでも小雪がまったりしました。正月出歩かなかったので近くの神社に行ってみました。キリスト者であっても神社を訪問するのは構わないと思います。別にお札を買ったり願をかけたりするわけではないので。
さてアメリカはとりあえず財政の崖を乗り越えたようで、ダウ平均も大幅にアップしたようです。そうなれば安倍さんが願った円安になるかもしれません。円安はもちろん日本側の事情もありますが、相手のアメリカの事情もかかわってきます。
つまり日本よりアメリカの景気が良くなれば当然ドル高円安になります。外貨を持っている人は結構多いので円安になれば利益の出る人もいるかもしれません。アメリカや中国の景気が良くなれば資源国であるオーストラリアの景気も良くなるでしょう。そうなると豪州ドルも高くなるかもしれません。おじさんは豪州ドルに連動するニュージランドドルを持っているので注目しています。
今年一杯で見るとどうでしょう。外貨相場にしても株式市況にしても一気に上昇というわけにはいきません。基礎となる日本経済がよくならなければ最終的な相場の上昇はみこめません。インフレ政策を政府は打ち出していますが、春闘を見ると経営者側は賃上げを考えていないようです。
少なくとも今年いっぱいは賃上げはなさそうです。仮に円安で企業業績が上がっても賃上げまで至るのは少なくとも来年の春ということになるでしょう。しかし、政府とくに安倍さんと麻生さんは急いで結果を出さねばならないのです。
もし強引にインフレを願えば物価は上がるのに賃金は上がらないと言うことになりそうです。公共投資が言われていますが、地方の建築業者はそんなに簡単に乗るわけにはいかないでしょう。もし従業員を増やしたり、設備を増やそうとしても、公共事業がどこまで続くのか不明なので、慎重になるでしょう。
誰が考えても今の赤字財政をそんなに増やすわけにはいかないはずです。おじさんたち団塊の世代もほとんど完全引退しているようです。年金で生活は何とかなりますが、耐久消費財の購入や海外旅行には慎重になるはずです。
インフレ政策の掛け声を聞いただけで消費を控えるでしょう。もしインフレになれば預貯金の取り崩しも進む可能性があります。今年一番怖いのは金利上昇です。今少しづつ金利上昇傾向になっているようです。金利が上昇すれば、国債を抱えている金融機関は大変でしょうし、政府も今より高い金利で国債を発行しなければなりません。
わずかながら利益の出ている株もありますが、売るタイミングが難しそうです。明日は日曜日の長老会(役員会)の提出書類の準備をします。