新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

上昇傾向の株式市況と今後の経済予想試論

 今日はとても暖かくなりました。3月中旬の暖かさです。金曜日くらいから雨になるようです。このまま春とはいかないでしょうが、木々も芽吹き始めました。
 
 昨日は授業で、来週の授業で1年間の授業は終わりです。あっけなく1年終わってしまいました。その次の週に試験があって、20日に答案を返したら全日程が終了です。3月は全く授業がないので、収入は0です。
 
 来年度は4月の第1週から開始です。試験問題を6日に持って行く予定なので今問題作りをしています。漢文が中心なのでうまくいくか心配です。これまで欠点者はいないので、追試の心配はありません。
 
 このところ円安が進行し株式市況も好調です。日本だけでなくアメリカの株式市況も好調なようです。久しぶりに日経平均も1万1千円台に来ました。おじさんの株式の大変は1万2千円台での購入なのでまだまだです。株式市況が好調なので証券会社の株式が順調に伸びています。
 
 おじさんが株を所有する証券会社は一時部門を分離するか外資資本提携する必要があると言われたのですが、アベノミックスで息を吹き返しました。円安と言っても鉄鋼関連企業はまだまだ戻りが遅いです。
 
 仕手株として上げた地方百貨店株は最高値から3割くらいダウンしています。油脂関係の株も同様です。商いも減っていますが、まだまだ去年の11月頃から比べれば相当な高値になっています。
 
 安倍政権の予算が発表され公共事業の大盤振る舞いが明らかになりましたが、意外に建設株が上がっていません。公共事業に予算をつけても労賃や資材の値上がりでそれほど利益がでないのでは思われているからでしょう。
 
 おじさんの持ち株のかなりの部分を占める電力株もさっぱりです。原発再稼働の目途が立たない限り難しそうです。原子力規制委員会の構成員についても自民党ないで不満があるようです。ここをクリアしないと再稼働は難しそうです。
 
 余り強硬に再稼働を進めると世論の反発もあるので参議院選挙まで自民党も控えているようです。世界的にも景気の潮流が変わって、好景気に向かっているようです。アメリカの住宅不況もやっと目安がつきそうです。5年前日経平均が1万2千円台だったのですが、その後リーマンショックで大暴落しました。
 
 今の調子だと8月頃にはそこまで戻すかもしれません。別にアベノミックスのせいではなく、アメリカ経済の持ち直しやヨーロッパの財政危機の回避のせいです。今まで安全安心な通貨として円が買われていた状況が変わったようです。財政の崖もとりあえずクリアし、ユーロも安定しつつあります。
 
 特にユーロの復活が顕著です。1ユーロ100円以下だったのがうそのようです。以前から書いているようにおじさんはドルとニュージーランドドルを持っているので、円安はありがたいです。ニュージーランドドルについては、1ドル82円だとベストなのですが、とりあえず80円になったら売却をしようかと考えています。
 
 ドルについては100円まではがまんします。アメリカの金利が上昇すればさらに円安が進むと思います。アベノミックスよりアメリカ経済の動きとユーロの財政不安が日本経済の大きな影響を与えるでしょう。ただ警戒しなければならないのは、世界的な金融緩和がバブルを引き起こすことです。金融引き締めが早すぎると不況に戻るし、遅すぎるとバブルになります。
 
 行きすぎた金融緩和で商品市況が高騰したりすれば生活が苦しくなります。この場合インフレにはなりますが、企業業績は上がりません。当然給与も上がらず、サラリーマンの生活は苦しくなるはずです。アベノミックスが言うように、インフレないなれば全てOKとはいかないのです。
 
 去年は政治の季節でしたが、今年は経済の季節になりそうです。明日も試験問題作りです。