おじさんの街の変遷ーインフラ整備の影響 - 新おじさん教師のひとりごと

　今日は午前中は晴れていましたが、午後からは曇り空です。夕方からは雨になるようです。明日は仕事なので困ったと思っています。バス通勤なので傘は必要なのです。

　株式市況は一服というところです。今週はどのような展開になるでしょうか。日本だけでなくアメリカの株式市況も好調なようで、日本の株高にも影響があると思います。

　さて今日は本屋さんの帰りがけ考えたことを書きます。おじさんの住む街の良いところはチェーン店ですが比較的大きな本屋さんがあることです。20年くらい前からあります。後は比較的大きなスーパーがあります。

　パチンコ屋さんも結構大きなものがあります。以前この街に来た頃は電車の駅前が賑わっていました。ところが、駅の裏に新しい道路ができて一変しました。それにやはり人口減少の影響も大きいと思います。以前は通勤時間には乗れない人がでるほど乗客が多かったのですが、モータリーゼーションで乗客は激減しました。おじさんの住むところは、郊外の新興住宅街です。

　市内で二番目に大きな繁華街から自動車で30分くらいです。その繁華街はＪＲの駅前にあります。かっては駅前に地方百貨店と全国展開の百貨店があり、大型スーパーもあって賑わっていました。それに駅前商店街は日祭日などは大勢の人が行きかったいました。

　今はスーパーはなく、百貨店も地方のみになり、商店街は空家だらけで、日祭日でも歩いている人はまばらです。かってはマクドナルドやロッテリアがあったのですが、今は撤退しています。駅前にあるのはミスタードーナツだけです。駅前商店街の衰退はおじさんの町でも見られます。

　全ての地域が衰退したわけではありません。新しくバイパスができたところは大規模商業集積が行われています。そのバイパスは田園地帯にできました。バイパスが完成する前には大きな病院ができました。聞くところによると農地は転換が難しいけれど病院のような公共のものは許可がおりやすいということでした。

　バイパス完成後は地方銀行や大きな郵便局、大型家電店、斎場、スーパー、など次々にできました。それに新しい飲食店や携帯電話のお店などです。一方減少したものの代表がガソリンスタンドです。法改正で見る間になくなりました。意外なことにコンビニにも栄枯盛衰があります。

　セブンイレブンでも場所によっては撤退したところがあります。飲食店でもテレビで紹介されるようなところも出てきました。そもそも郊外の新興住宅街（40年くらい前に開発された。）なので、地価が安いようです。（繁華街に比べて）それで若者で意欲のある人が店を出しそれがあったったようです。

　小さな地域なのに、行列ができる店が3軒くらいあります。一軒などは小さな店だったのですが、成功して別のところに大きな店を構えました。成功したところは最初は地味にやっていて口コミで噂が広がって客を集めたようです。一方では経営者が高齢化して廃業する商店もあります。

　バイパスができたり商業集積が進んだり、意外な評判の店などがあったりしたので、最近住民も増えてきました。交番も電車の駅前からバイパス沿いに移転しました。もともと農地だったところも市街地化し開発許可がでるようになったのでマンションが次々にできました。中には古いお屋敷がマンションになったりしています。

　マンションも最初は分譲だったのですが、若者が増えて賃貸借のマンションに代わりました。おじさんの住む家のすぐ近くにはマンションの他にしゃれたアパートも増えました。おじさんの家はバイパスから少し離れているのですが、県道が通っており、バス停も近いです。

　なにより良いのはおじさんの家の近くには小学校・保育園・郵便局などがあることです。この5年くらいでアパートが次々に建設されました。バス停の近くのマンションにあった歯医者さんは大当たりで、今年から近くの農地を購入して新しく病院を建てました。

　そこの歯医者さんは、バス停の前で夕方8時くらいまで診察していました。おまけに小学校の通学路だったのです。考えてきたのかどうか分かりませんが、なんとその歯医者さんは小児歯科が専門なのです。それで患者さんが押すな押すなの大繁盛でした。

　その歯医者さんのとなりには10年くらい前から内科医院が立っています。その向こうはバイパスで病院（耳鼻科・整形外科・形成外科など）通りになっています。インフラ整備が街全体に大きな影響を与えることになったのです。

　今の街に住んで35年になりますが、その間に街も大きく変化しました。高齢化の波はありますが、同時にバイパスのおかげで又街が復活したようです。

　今日は街の変化について書きました。明日は授業でブログはお休みです。