新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国医療の不思議な体験ー中医とチベット医学

 昨日から別荘に行って畑の手入れをしてきました。今回は小松菜やホウレン草の収穫とジャガイモを植えました。株価は高値でしたが、おじさんの持ち株は余り上昇しませんでした。日経平均が上昇しても全ての株の値段が上がるわけではありません。
 
 それでもツマクマの持ち株である食品株がうまく売れました。この株は株主優待を期待して1年前に買ったものです。一時は買値を下回ってしましたが、最近の株高で買い値の2割アップだったので、売りました。1年間で投資額の2割増しなら悪くないと思います。
 
 配当金プラス株主優待の品プラス2割の利益です。余り欲張らない方がよいので指値をして売りました。前場寄り付きからその値段になったので売れたのです。終値は売り値を下回ったので売り抜けられてよかったです。
 
 いつも株の話しばかりではおもしろくないので、中国の医療について書きます。日本に比べて遅れているのは間違いないので、それについて書いても仕方ありません。医療の遅れに関する報道はマスコミでも多くされています。
 
 おじさんのブログではちょっと別な面について書きます。中国では日本でいう医療の事を西医、日本でいう漢方のことを中医と言います。日本では漢方というと薬局がほどんどです。まれに東洋医学というにもありますが、メジャーではありません。
 
 中国では公立の中医病院というのがあります。漢方薬を出して針とか灸をやるだけではありません。レントゲンやその他の医療機器も備えています。ちゃんとした病院です。また普通の病院でも西医薬と中医薬がでます。
 
 ところで、中国に滞在中の旅行の不思議な体験について書きます。中国人のツアーと一緒に旅行したことが何回かあります。日本と同じでツアーでは観光客をお店に連れて行きます。ある時漢方薬中医薬)の工場につれて行かれたことがあります。
 
 そこでは無料で診察をして、薬を売るのです。おじさんも話しの種に一緒に診察してもらいました。すると中医のお医者さんが、あなたは胃の病気があるでしょと自信たっぷりに言うのです。おじさんは胃の病気は今はありませんが、若い頃胃潰瘍にかかって、自然に治ったことがあるのです。
 
 これは40歳になって始めて胃検診をした時に知ったのです。胃検診を受けた時、あなたは胃に筋があるので精密検診を受けてくださいと言われました。あわてて病院で検診を受けると、先述したようなことを言われました。
 
 おじさんも気づかないうちに病気になって治癒したようです。その痕跡だけが残っていたのです。ですから、胃が悪いでしょと言うのはまんざら的外れでもないのです。もちろん、占いと同じで、おじさんの年齢と顔つき(おじさんは一見すると神経質な顔をしています。)からそう判断したとも言えます。
 
 もう一つはもっと不思議な体験でした。これは雲南省のシャングリラという街に観光で行った時のことです。このあたりはチベット族が多く住んでいます。そして、今度はチベット医学の薬の工場へ行きました。
 
 またそこでも診察をしていました。今度のチベット医学の医者は、あなたは前立腺に問題があるでしょと言いました。その頃前立腺検査の数値が正常値を超えて高かったので心配していたところでした。(今は薬で正常値に戻っています。)通訳をしてくれた学生さんも膳立腺とは何のことか分からずこんなことを言っていますが、どういう意味ですかと言っていました。
 
 これも、おじさんの年代の男性はほとんど膳立腺に問題がある人が多いので、山カンで言ったとも考えられます。しかし、当たるも八卦当たらぬも八卦では薬は売れないと思います。それまで東洋医学というと何だか怪しげな気がしたのですが、結構不思議なものだと思いました。この医者も自信たっぷりで、チベット医学の薬で治しなさいと言いました。
 
 もちろん、中国で薬を買ったりせず、日本に帰って薬を貰って飲んでいます。中国では中医はそれなりに信頼されているようで、先述した中医の病院にも大勢患者さんが来ていました。
 
 こんな体験は日本人だけのツアーではできないことなので、得難い体験だと思いました。今花粉症で苦しんでいますが、隊気汚染がひどいという中国では花粉症はでませんでした。(おじさんが住んでいた地方都市も工業都市です。)お医者さんからも中国では花粉症はでませんよと言われましたがその通りでした。
 
 今日は花粉症で苦しんでいたので、ふと思い出したことを書きました。明日も所用で忙しいです。