新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

教職員の人事異動を見ての感想

今日は朝こそ寒かったのですが、午後からはとても温かくなりました。明日から雨との予想です。そろそれ雨が降らないと庭の水やりが大変です。

 先日書いたように、株式市況も為替相場も頭打ちの状況です。やはり予想で買って現実で売るというところでしょう。今日も株式市況は大幅安です。ストップ安と言って余りに暴落してはいけないので、ある幅以上下がらないようにした幅がストップ安なのです。

 そのストップ安の一つに倉庫株がありました。不動産価値の上昇を話題に買ったのでしょうが、もう値下がりしました。円安で一番影響を受けるのが電力会社です。燃料費の高騰で大変です。為替相場円高に振れたので、値上がりしていました。以前から書いているように、アベノミックスというのは単なるスローガンで、アベノミックスで株価が上がっているわけではないのはこのところの相場展開で明らかになったと思います。

 やはり相場(株式も為替も)を動かしているのは、ヨーロッパの金融情勢とアメリカの経済状況です。こんな話ばかりではおもしろくないので、今日は人事異動の話です。と言ってもおじさんの県の高校の教職員の異動についてです。

 一番印象的だったのは、教職員の世界にも色々な肩書が増えたことです。以前だと、実習助手養護教諭。・教諭・教頭・校長くらいでした。事務の方は以前からもっとにぎやかな肩書がありました。主事・主任主事・事務主査・企画主査・事務次長・事務長です。それに参事補佐とか参事とか付きました。

 たとえば、参事補佐兼事務次長とか参事兼事務長などです。これが本庁だと企画主幹とか企画監とか言うのもあります。図書館の事務の人は司書・主任司書などと言う職名もあります。

 教員の世界も、教諭の上に指導教諭とか主幹教諭というのもできました。教頭も教頭と副校長というのがあります。何をするのかよく分からないのですが、最近できた職名のようです。

 管理職人事を見ても印象的でした。若くして教頭になったのに、校長になれず教頭のまま退職する人もいます。(10年近く教頭をやっていました。)また同期の人で先に教頭になったのに後から教頭になった人が先に校長になったりしていました。

 学校の数も減ったので、教頭のまま終わる人も増えてきました。県立高校以外にも市立高校があります。以前は交流がなかったのですが、最近は教員同士あるいは管理職で交流が行われるようになりました。と言っても、県立高校の教師や管理職が市立高校に出向するのです。

 義務制の場合(小中学校)には、児童相談所やおもしろいのは消防局への出向があります。消防局へ出向して、多分火事の予防教育などをするのだと思います。今年から教育事務所に県警から兼務の形で警察官の人が出向してくるそうです。

 もうひとつは、定年前にやめる人がでているようです。おじさんが知っている先生で、まだ若いはずなのに退職する人が数人いました。何か事情があるのだと思います。

 教員特に高校教師の場合は勤務する学校によって相当仕事内容に違いがあります。教科指導(つまり受験教育)が得意な人が進学校で教えるならよいのですが、教育困難校で教えるとなると大変です。時によってはうつ病になったりするようです。

 38年無事勤務できたおじさんは本当に幸せだったと思います。おまけに定年後中国の大学で教えたり、今は特殊法人の学校で教えたりと不思議な経験ができました。

 明日の市況(株式・為替)が注目されます。もし下落が続くなら以前書いた通り潮目が変わったのかもしれません。