新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

栄枯盛衰は世の常ー維新の会の衰退

昨日は雨が降りましたが、今日は又夏日が戻ってきました。昨日は別荘へ行って収穫と草刈りでした。今日の昼ごろ帰ってきました。

 収穫はソラマメとグリピースです。4月末に行った時はまだまだだったのですが、今回は相当な収穫になりました。先日家庭菜園でインフレを乗り切ろうを書いたのですが、まさにその通りです。6月以降は玉ねぎとジャガイモの収穫があります。

 株式市況は相変わらず行けいけ状態です。金曜日に売却した機械株も上昇していました。まあ死んだ子の年を数えるようなもので、売却後値段が上がっても気にしないことにしています。以前書いた通り今は資産インフレなので、数万円単位だと気にしなくなりました。

 バブルの頃もそうだったので、ちょっと恐ろしいです。おまけに先日書いた船会社の株もシェルガス輸入解禁のニュースで一気に上昇しました。ちょと人気が落ちていたので長期保有を考えていたのですが、結局値段が折り合わず買いませんでした。

 損失が大きい電機株だけ買い増しました。以前買った時の半分の値段になっていたので買いました。これだけ株価が上がってもそんな株もあるのです。建設株の方はわずかですが、利益が出るようになりました。

 電機株で世界的な技術を持っている株も指し値しています。余り知られていませんが、特殊な技術で真似ができないのです。今日は値上がりして買えませんでした。

 さて、今日は朝日新聞世論調査の結果から書きます。他の新聞でも同じような結果がでていたようです。話題の維新の会の橋下さんの発言についてです。朝日新聞世論調査では75%の人が、問題があると答えていました。これは大変な数です。

 全く問題はないはわずか5%です。ネットのコメントなどでは支持する意見がありますが、世論調査の方が国民の意識を反映しているようです。それと連動して比例区の投票先でも3%ダウンの7%になっていました。去年の今頃は衆議院選挙の台風の目とも言われたのです。

 100議席行くとか安倍さんも連携をほのめかしたりしました。飛ぶ鳥を落とす勢いだったのです。橋下さんが発言すればすぐ、マスコミが取り上げました。内容はともかく発言するだけで話題になったのです。

 今はツイーターさえしないでほしいと石原さんから注意されるほどです。今回の問題については以前書いたのでもう書きません。彼がウェブ上で発言すればするほど事態は悪くなるようです。

 なぜ今のようなことになったのか、それは今回の発言だけでしょうか。やはり国民には橋下さんに対する懐疑心が以前からあったのだと思います。おじさんが最初に感じたのは彼が選出した区長を解任したあたりからです。あれほど市職員からの昇格を嫌い自信満々に民間から選出したのに、わずかの期間で解任になりました。

 其の時、自身の選出方法などについての反省を述べればよかったのですが、退くことは敗北につながるとばかりに、自己流の流儀を貫きとおしました。さらに遡ればやはり石原さんたちのグループと組んだところから今回の支持下落が始まったのだと思います。(彼の行動力と若さが売りだったからです。)

 さらに厳しく言えば、そもそも政治家としての資質の問題でしょう。マスコミに出演して毒舌で人気を得たのですが、上手の手から水が漏れるということでしょう。それでも数々の逆風を乗り越えた精神力はすごいと思います。

 今回は難しいと思います。もし橋下さんが国政に目を向けず、地方の首長としてだけならあれほどのバッシングはなかったでしょう。しかし、吹いている風がいつまでも続かないと考えて国政に打ってでました。売りは橋下さんの個性だけです。

 政治団体としての維新の会は橋下さんの名前だけで持っているのです。実際維新の会に所属する議員でマスコミに登場する人はほとんどいません。(石原さんのグループは別)やはり維新の会は選挙互助団体だったのでしょうか。参議院選挙まであとわずかの期間しかありません。

 この短い期間に維新の会の支持を拡大するのは難しそうです。移ろいやすきは人の心です。そうなれば自民党の地滑り的勝利で、来年の今頃は憲法改正国民投票なのでしょうか。選挙は国民の皆さんの総意ですからおじさんが何を言っても仕方ありません。

 おじさんは80年滅亡説を信じています。敗戦から68年経過しました。残り12年です。明治維新から言えば今は5.15事件などの動乱の時代の幕開けです。その後政党政治は崩壊し、まっしぐらに戦争から敗戦です。本当の戦争をする軍事力はありませんが、経済戦争にはなりそうです。

 国債の暴落、ハイパーインフレ、財政破たんなどと言うことにならないよう願っています。何とか天寿をまっとうするまでこのままの繁栄が続くことを願っています。

 明日も忙しいです。