何だかちぐはぐ安倍政権ー底流でうごめくもの
今日は風が強かったです。台風が来るというのでそのせいかもしれません。今日は庭の草刈りと採点で1日終わりました。1・2年とも大体採点が終わりました。
株価は金曜日アメリカの市場が大幅アップだった上に、アメリカの金融引き締め延期ということで大幅上昇です。おじさんは全て現物株なので、上昇の恩恵を受けましたが、利益が出るほどではありません。まあ気長に持つつもりです。
ところで安倍政権も発足してほぼ半年になろうとしていますが、スタート時点の自信満々の政権運営から何だかちぐはぐな政権運営が目立っています。まず安倍さんがいつも全面にでてその他の閣僚の影が薄いです。首相主導ということなのでしょう。
お陰で副総理の麻生さんや、石破幹事長などの出番がありません。せいぜい甘利さんなどの経済関係大臣の登場と言ったところです。その分失言もないので良いのかもしれません。ただ政治家は顔を出してなんぼのものですから、出番がないと不満を抱くでしょう。
一時首相候補と騒がれた石原さんもほとんど出番なしです。そういえば舛添さんは出馬しないようです。一時総理大臣になるとまで言われたのですが。橋下さんもいつそうなるか分かりませんね。
外交問題でもアベノミックスで一時日本が注目されたのですが、今は再びジャパンパッシングへと進んでいるようです。米中首脳会談は安倍さんの時と随分扱いが違うようです。米中首脳会談ではさしで随分突っ込んだ話をしたようです。
韓国たたきが日本ではすごいようですが、北朝鮮問題でも韓国と北朝鮮の直接対話があるようです。飯島さんの訪朝は何だったのでしょう。北朝鮮側にとって韓国への当てつけだったのかもしれません。北朝鮮にとって日本と交渉するぞと言って韓国に圧力をかかただけだったのでしょう。
アベノミックスの第三の矢も的外れでした。それで今度は秋口に別の政策を打ち出すと言ってみたり、国民総所得を増やすと言ってみたりしています。おまけに国民総所得を文字通り国民の所得そのものの合計と勘違いしたようです。
最近では国民の所得を増やすと言い換えているようです。またオスプレイの問題でも、沖縄から大阪へ訓練地を移すという橋下さんの提案に乗っているようです。しかし、大阪市長がなぜ八尾市の問題について、引き受けますなどと言えるのでしょうか。
府知事ならまだしも何を考えているのでしょう。それに地元の市長や議会また住民に何の相談もなく勝手に官房長官や首相へと話を上げています。普通であれば、官房長官がいやそれは筋違いです。まず地元の了解を得てから話を持ってきてくださいというはずです。
閣内や党内では表面に現れませんが不満がたまっていると思います。ただアベノミックス効果で支持率が高いので黙っているのだと思います。また参議院や都議会選挙の前に党内が割れていると思われてはいけないので黙っているのだと思います。
その証拠にすでに引退した古賀さんや野中さんが別のところで意見を出しています。党内ではもっと言え言えという雰囲気があるはずです。それがあるから古賀さんや野中さんは意見が言えるのです。党内が皆やめておけというのであれば、あんなにはっきり意見を言うはずはありません。
ベテラン議員にしたら、一度恥をかいて辞職したのに大きな顔をしてふるまっているのが許せないはずです。何かきっかけがあれば一気に不満が爆発するでしょう。マスコミは何も報道しませんが。そういえば朝日新聞が谷垣さんのことを書いていました。
あんな記事が政権発足半年で出ること自体何だか先行きを暗示しているようです。いつも書いているように工事魔多し、政治は一寸先は闇です。素人政治評論家のたわごとでした。
明日も試験の処理をします。
