新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

教会説教についてー誰がするの。

今日は小雨模様でした。東京都議会選挙でしたが、東京の天気はどうなのでしょう。前回は政権交代直前の熱気がありましたが、今回は熱気が感じられません。マスコミの扱いも小さいものです。

 それに事前の予想では衆議院選挙結果に引き続き自公の勝利のようです。現在のところ野党が総崩れですから仕方ありません。それにアベノミックスも何とか踏みとどまっているようです。コメントを見ても失敗とは断定していないようです。

 もう少し時間があれば、アメリカの出口政策の影響とアベノミックスの関係など見極められたのですが、時間切れです。劇薬は短期には強烈に効くので、効果が出ている間に参議院選挙となりそうです。これで勝利すれば自公政権は国民の白紙委任を得たということで、何でもできることになります。

 その後アベノミックスの副作用がでても、政権運営には関係ないということになりそうです。あの議席差では自民党が分裂する可能性もないし、当然首相が交代することはあっても、政権基盤は盤石なようです。

 さて今日は久しぶりに教会ネタです。金曜日に日曜日の教会学校の説教の準備をしますと書いたら、ある方があなたは牧師さんですかとコメントされました。考えてみれば説教をすると言えば牧師の仕事だと思われるはずです。牧師は説教をするのが主な仕事ですが、説教をするのは牧師だけではありません。

 教会学校の場合、もちろん牧師も説教をしますが、月に1回くらいで残り3回は教会員の方が説教をします。日本キリスト教団の牧師の場合、資格が必要で、牧師になる試験もあります。バプテスト教会などは、特別の資格はなくて、教会が牧師として認定して招へいすればよいようです。

 神学部の授業を聞きに行った時、牧師さんで勉強に来ている人がいました。普通で考えれば神学部を卒業して牧師になるところですが、この方は先に牧師になって、その後勉強に来ているそうでした。

 教会学校の説教は教会学校の先生が題材を選んで説教をする場合と、テキストに従って順番に説教する場合とがあります。おじさんの教会では以前は先生が題材を選んで説教をしていましたが、現在はテキストに従ってやっています。

 テキストもいろいろあって、以前は「教師の友」というテキストを使っていました。現在は福音主義連合のテキストを使っています。おじさんが教会学校の教師を始めたのは45年くらい前です。まだ20歳で大学生でした。当時の説教の内容を今考えれば恥ずかしい限りです。

 その頃の教え子の一人はすでに50歳を超えて公立病院の立派な診療部長になっています。おじさんが先生と呼ばれたのはこの時からです。おじさんの家に遊びに来た子供たちが先生と呼ぶのでおじさんの兄弟たちは面食らったようです。

 しかし、小学生や中学生の教会学校の生徒さんからしたら、おじさんは先生以外の何者でもないのです。今なら教会学校の先生にタメ口聞くかもしれませんが、昭和40年代の子供は、教会学校の先生を○○さんなどとは呼べなかったでしょう。

 今の教会では牧師不在の場合長老(役員)であるおじさんや別の方が説教をすることがあります。以前は牧師が1年に2回程度不在が決まってあるので、おじさんともう一人の長老さん(役員さん)が毎年説教をしていました。これは大人の礼拝ですから相当緊張します。

 遅くとも1月前には構想を練って説教題を決め、資料を読んで準備します。説教の奉仕をするとわずかですが、謝儀がいただけるのですが、謝儀より説教時の緊張を考えたら別の方にお願いしたいと思いました。

 今日は説教についてちょっと書きました。明日は教会の長老会(役員会)の資料整理をする予定です。