新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国人翻訳者の疑問2ー食べ物・飲み物を中心に

今日も暑い一日でした。午前中は授業で、昼食後少し用事を済ました家に帰ったら午後3時過ぎになっていました。株価は14000円台を回復してからは一進一退です。

 参議院選挙後までは大きな動きはなさそうです。おじさんも株式市況に大きな変化がないので、それほど関心もありません。ドル相場も100円一歩手前でうろうろしています。政治も経済も一時の動きがなくなりました。底流では変化が起こっていると思います。それについてはまた書きます。

 いろいろ書きたいテーマはあるのですが、タイトルにある以前勤務していた中国の大学の先生の質問に答えるだけで大変で、たのテーマについて書く余裕がないので、取りあえず、この先生の質問について書きます。

 以前から質問してきているのですが、今回で質問8まで来ました。一回の質問で平均10問あります。それについて、回答しています。今回全く答えられない質問がありました。もし何かご存じの方があったらコメントに書きこんでください。

 まずそれから書きます。「エドワーズのおしめYシャツ」とは何ですかという質問です。「エドワーズ」は人名もしくは会社名、あるいはブランド名だと思います。問題は「おしめYシャツ」です。これはどう考えても理解できません結局分かりませんと答えました。

 今回の質問は食べ物系でおもしろものがありました。「セブンアップ割り」とはなんですか。中国にはセブンアップはなかったような気がします。おじさんがいたのは地方都市だったからかもしれません。おじさんが子供の頃はコーラと人気を二分していました。

 極めつけは「酎ハイレモン」です。いくら辞書を調べても分からないはずです。しかし、日本人の大人なら皆すぐにわかるものです。「チューハイ」を知らない大人はいないでしょう。お酒で言えば「トックリ入りの伏見の地酒」も質問にありました。

 これも日本の大人それも男性ならほとんどの人がすぐにわかることです。料理の質問もありました。「新筍の木の芽みそかけ」です。木の芽を文字通りにとればとんでもないことになります。ここでいう木の芽とは山椒の木の芽とだと思います。

 「湯がく」というのも分からないと質問がありました。湯というのが水を温めたものと言うのも理解できなかったようです。湯に野菜などを入れて茹でることだと答えました。

 テレビ番組でもおじさんが知らないことがありました。ムーミンにでてくる「ニョロニョロ」についてです。現代の中国に生活している女性ではまず「ムーミン」を知らないでしょう。おじさんは子供と一緒にみました。「ムーミン」の歌も思い出します。しかし、「ニョロニョロ」などというムーミン谷の住人には記憶がありません。

 なつかしついものは「大映映画」とは何ですかという質問がありました。お若い方は「大映」などという映画会社があったことさえご存じないでしょうね。

 もう一分野中国人の先生が理解できないのが擬音語や擬態語です。「パリッ」とか「ベター」「フーム」「ヒーコラ」などと言う擬音語や擬態語が理解できなかったようです。「パリーツ」というのはせんべいなどを割るおとです。「ベター」はジャムが手に「ベター」とついたという使い方です。

 その先生も書いていましたが、普通の辞書に載っていないものが分からないようです。どうもまだまだ質問がありそうです。日中民間交流だと思ってがんばっています。明日も授業です。