新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おじさんの教会についてー教会の現状

今日も晴天です。日曜日なので教会へ行きました。今日は日曜日なので恒例の教会ネタです。説教の方はキリストの処刑の場面ですし、信仰の有無によって理解が相当異なるので誤解を招くのを避けるために聖書のお話はなしです。

 それでおじさんの教会の紹介をします。おじさんの教会は分類から言えば一種教会です。教会の分類は教会員や教会財政によって決まります。一種教会の前は二種教会です。さらにその前段階として伝道所というのがあります。開拓伝道と言って何もないところから教会作りを始めると普通伝道所になります。

 伝道所の場合は独立した宗教法人ではありません。教団の付属施設ということになります。二種教会というのは小規模教会、一種教会というのは中規模あるいは大規模教会ということができます。

 おじさんお教会も伝道所から始まり、二種教会、一種教会となりました。教会員は70人ちょっとです。おじさんの住む町では3番目くらいの大きさです。かってはおじさんの教会くらいの規模の教会も結構あったのですが、高齢化と地域の衰退で教会員の数も減少しました。

 教会員が減少すると財政も厳しくなります。1000万円レベルの年間予算を計上できる教会は大都市では多いのですが、地方では大規模都市か県庁所在地の教会くらいです。おじさんの教会もかっては1000万円を超える予算を計上できたのですが、今ではそこまでいきません。

 教会員の男女比は圧倒的に女性が多いです。2対8くらいだと思います。某宗教団体でも婦人組織が一番有力だと言われますが、おじさんの教会でも教会行事の中心は婦人会です。バザーやクリスマスなどでも中心的な役割をはたします。

 年齢的には60歳以上のの方が6割くらいです。それでも30代や40代の方も結構います。男性の方が年齢層が高いようです。社会の高齢化は教会でも進んでいます。

 ドーナツ化でかって市街地であったところの教会の衰退がひどいです。おじさんの教会は郊外にあるので、それでも教会員の数を維持できています。

 と言っても住んでいる若者の数が少ないので、将来はどうなるのだろうと思っています。ただ最近バイパスができて商業集積が進み、マンションが増えてきました。新しく来た人たちが教会に来てくれればいいのですが、最近の若い方は忙しいの難しいようです。

 まあどこの既成宗教団体は同じような状況だと思います。お寺も檀家がだんだんいなくなって維持が大変なようです。特にお寺の場合施設が大きいので維持費も大変なようです。大規模改修となると億単位のお金がいります。檀家が遠くへ転出していたりすると寄付を集めるのも大変なようです。

 おじさんの教会でも教会の建物や墓地の維持管理のための特別会計を積み立てています。教会の現状について知ることが少ないので今日はおじさんの教会について紹介しました。

 明日はまた採点で忙しいです。